解決済み
元中央省庁勤務、現在は病気療養中の人です。 今も昔も税金で食べさせていただいている身としてお答えします。 公務員には、大きく分けて 国家公務員(キャリア(総合職)、ノンキャリア(一般職)) →国の行政に関わる。 都道府県級 →都道府県の行政に関わる。 市区町村級 →市区町村の行政に関わる。 と分けられます。 また、事務職と技官職に分けられます。 事務職とは、国民の代表である議員の命令のもと、法令や省令、条例等を作成します。行政文書、公用文の書式にそって作成します。また、民間会社に委託契約等の作成準備や公平な審査等も行います。 技官職とは医師や土木等ある程度の科学知識や専門知識を求められます。 やばいという意味が分かりませんが、たぶん、大卒の方が良いですか?という形でとらえると公務員の歴史にさかのぼらなくてはいけません。 公務員には、1種(キャリア)、2種(ノンキャリア)、3種(事実上の中卒枠)という枠があります。 これは、事実上、中央省庁では1種は東京大学法学部卒業生徒しかとりません。また、それだと不公平だという指摘を受け、東京大学以外の生徒も枠として受け入れていますが出世はできません。 政官要覧というのがありますので、それを参考にすると良いでしょう。ほとんど東京大学法学部が占めています。 2種、3種がなぜあるかというと、行政が硬直化するのではないかという公務員改革制度が何度かあったからです。 分かりやすく言うと、ノンキャリアにもチャンスを与えるべきだ。まだ、大卒が珍しい時代、中卒、高卒にもチャンスを与えるべきだという意見があったためです。 現在では、大半が派遣会社スタッフやアルバイト(期間業務職員)等が占めているのが実情です。公務員イコール安定した仕事と思うのは間違いです。少子高齢化等による税収が増えないこと、公務員バッシング等により、「公務員の若返り」という名で30代後半から肩たたきにあいます。 市区町村級だと、コネが必要なところもあると聞きます。身近に、行政職を経験した人がいない場合、大学等に通い、いろいろな人や考え方を持った人と出会い、学ぶことを強くおすすめします。 よく勘違いを受けて役所に苦情の電話等を行う人がいますが、決定権も何もありませんし、基本的に無視します。なぜならば「その人が国民市民の代表かわからない」からです。これは、役人は国民市民のために働いているわけではありません。国民市民が選んだ代表である議員の命令のもと、法令、省令、条例等を作成するからです。 そのため、何かを変えたいより良い国民市民の生活制度を変えたいのであれば、選挙に出て議員になりましょう。 安定した職業を目指すのであれば、いろいろな人や考え方に出会うため、あるいは専門的な資格をとるために専門学校や大学等に通うのが良いと思います。公務員に労働法や一部人権等が適用されません。これは、わたくしの民、つまり私民ではなく、公僕という考え方があるからです。そのため、残業代が出るところもあれば、出ないところもあります。やろうと思えば、即日解雇や、23時間労働せよという命令も出せます。労働者ではないからです。 しかしながら、判例法では、パワハラ、セクハラ等で労働者として位置づけられています。 建前と本音が分からない、実感として分からないようでしたら、やはりいろいろ人や海外に出て様々な価値観、文化にふれあうと良いと思います。
なるほど:2
高卒自体が問題なわけではありません。 働いたり家庭を守ることで、社会に貢献している方は大勢います。 しかし、高卒公務員の事務職だと、ひとたび退職した際に、特段のスキルが身についている訳では無いので次の就職に苦労するおそれが高いです。
やばいって意味不明です。ただ大卒とはスタートラインが違います。でも頑張れば昇進試験に受かれば対等にあるいは先に立てます。つまりスタートの位置、最初の 階級が違います。でも長い間に努力しない大卒と下から努力で上がってくる高卒とでは後者が上の階級になります。大卒で努力するやつには差が縮まらないですが。
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