解決済み
物理学専攻の大学生です。研究職志望なのですが、博士課程に進んで就職出来なかった場合のことを考えると不安です。 そこで 修士課程修了→民間企業に就職→社会人学生として博士号取得→研究職に転職 というルートを考えたのですが、これは実現性はありますでしょうか?いろいろ調べたのですが文系の話ばかりで理系、それも物理学についてはよく分かりませんでした。 また、質問内容がずれますが、4月からの専門職学校の開校でポスドク問題が緩和される可能性はありますでしょうか? 宜しくお願いします。
誤字がありました。 専門職学校→専門職大学
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私は化学の大学教員をしています。24年前に会社員から大学教員に転職しました。その経験から。 「修士課程修了→民間企業に就職→社会人学生として博士号取得→研究職に転職 」 の道は閉ざされていませんが、社会人学生を許す企業はかなり限られています。 特に実験系の場合は、週4〜5日は大学へ行くこと(派遣)が必要なので、その会社が積極的に人を大学院へ派遣する会社であることが必須です。 私の知る狭い範囲で言えば、そのような企業は極めて少なく、さらに制度はあっても運用している会社はさらに少ないようです。 そのように社員へ博士をとらせたいという意図には、その理由があります。例えば、派遣先の大学関係とのコンタクトを必要としているとか、海外の企業との交渉ごとで博士を持つマネージャーが必要である、とか、会社として博士号を持つ社員を必要とする理由があるためでしょう。社員への福利厚生の一貫で派遣することはありません。 そのような必要性がなければ、博士課程へ行けるほどに優秀な社員には仕事をさせたいのが、会社側の本音でしょう。 また、そのような制度が運用されていて、それにのって博士をとると、道義的に会社から離れられなくなります。会社が博士をとれる人材をやすやすと手放すわけがありません。 しかし、企業人を経験してからの大学教員になることは、有利に働きます。 わりと最近「実務経験のある教員」の場合にはその企業での実務経験をどのように講義に行かしているかをシラバスに記載するように、と大学から指示がありました。 「博士課程に進んで就職出来なかった場合」について言えば、あなたが博士持ちとして十分な実力と実績を積めば、就職できないことはないと思います。 運悪くアカデミックの就職ができなかったときは、私のようにポスドク後でも会社員へ転進すれば良いと思います。そこで実力をさらにつけ、保ち続ければ、運はめぐってきます。 私もアカデミックにこだわり、やむを得ずポスドクや非常勤講師を続けていたら、道を誤まり、高学歴ワーキングプアになったかもしれません。 私が再度アカデミックへの転職を決断したのは、お誘いがあったのが34歳で、会社ではそろそろフラスコを振れない管理職になることが見えてきたからです。 何かのご参考までに。
民間企業に就職して研究職について、そのテーマが学術的なものであれば博士号をとれるでしょうね。 でも、たいてい民間企業の場合は研究というより開発の色彩が強いので、理学博士は難しいです。 たいてい、工学博士か学術博士になりますね。
年齢によります、企業での研究実績あれば教授職良くて准教授職でしょう、助教はあり得ません。それだけハードルが高くなります。学会誌理系なら20本国際学会誌数本が最低ラインで賞。博士号があればというものではありません。 化学 工学 生物などの分野では企業で研究、開発の事績が詰めますが理論物理など企業で研究できるの?
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