結論から言いますと,行政書士は不要です。 (ビジネス検定はよくわかりません…すみません) その理由を2つほど挙げます。 ①時間的に並行するのは難しい 公務員試験の勉強の延長上で,行政書士の資格を取る方は少なからず一定数おられるようです(私もそうですが)。その理由として,公務い試験における「憲法」「民法」「行政法」「政治」「経済事情」「社会事情」と多くの科目が,行政書士試験の科目と重なっていることが挙げられます。そのため併願しやすいといえます。 しかし,来年の行政書士試験は今年分と同様と考えれば11月上旬あたりに実施されることを考えると,公務員試験の勉強スケジュールからすると非常にタイトになると思います。 正直,その時間があれば,判断推理や数的推理など成果が出るのに時間がかかる科目をしっかり押さえる方がいいと思います。 ②勉強に関する資格はそこまで重視されない これは私が面接を受けた感覚です。 資格というものは,勉強や努力などを客観的に表してくれる有用なものであることには間違いありません。その資格があったとしても,「頑張っているんだね」と評価されるのみで,それ以上に何か得点になるということはないでしょう。 私も別の資格を取得していたのですが,私が受けた面接ではあまり触れられませんでした。 もし,行政書士の資格を取ることによって,大きなアドバンテージを得たいとお考えなら,行政書士の資格を取るに至った経緯を論理的に説明できる必要があります。そして,うまく説明できると,これが「学生時代頑張ったこと」や「自己PR」につながっていくと思います。 ということは,行政書士の資格取得も「学生時代に頑張ったこと」の一部であるということになります。 ただ,資格取得は一人でもできるものです。いろいろな人と混ざって大きな経験をしたことを説明された方が,「人間味」が伝わり合格につながっていきます。 言葉は悪いかもですが,資格(=客観的にわかる指標)ばかり取っても機械にしか見えないのです。実際,私の面接練習の時にそのように言われてしまいました。 そういう意味では,アルバイト・ボランティア・サークルなどで経験すること,また,これらの経験が自分にどのような影響を与えたのかを考えることの方が行政書士試験を受けるより大切だと思います。 ダラダラ書いてしまいましたが,私の結論からすると,公務員試験勉強を中心に据える方がよいと思います。 悩みは尽きないと思いますが,公務員試験頑張ってください!
資格取得の目的、個人の能力や余力によります。 目的が明確でない場合、或いは能力的、時間的余力がない場合は手を出さないほうが賢明です。
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