解決済み
通信から中高免許 おはようございます。来年度から私立の小学校教員となるものです。 自分はいま中高免許を取ろうと考えており、通信制の大学に通いたいと考えています。 そこで質問したいのは実際に小学校の教員から中学、高校の教員になることは現実的に可能であるか、ということ。 そして通信に通う場合は教育実習を含めて大体何単位になるのか、ということです。 どうぞ宜しくお願いします
実際に今受験を考えているのは慶應と日大です。 学歴的には慶應に行きたいのですが、何やら教職の免許が換算されないらしく、迷っています
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>教育実習を含めて大体何単位になるのか、 ※教育職員免許法施行規則第20条では、 「小学校免許取得に必要な教職科目・教科科目・教科教職科目の単位は、 卒業する時に小学校免許を取得できる学部・学科・専攻で履修し、単位修得すること」 ・・・となっています。 →そのため、中学免許や高校免許だけしか取得できない学科・専攻で修得した単位のうち、 小学校免許の単位としても、共通で使えるのは、 原則としては、 日本国憲法・英語・体育理論・体育実技・情報処理・介護等体験の6科目のみとなり、 それ以外の教職科目・教科科目・教科教職科目や小学校教育実習は、 小学校免許を取得できる学部・学科・専攻(通信制を含む)で、 全て再履修し、単位を全て取り直す必要があるため、 ほぼ0からの再スタートとなります。 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoin/daigaku/1286948.htm www.uce.or.jp/license/ ※ただし、 幼稚園免許・中学免許・高校免許・栄養教諭免許・養護教諭免許(小中高の保健室の先生の免許)のうち、 どれか1つ以上を取得したあとであれば、 小学校免許を取得可能な大学・短大(通信制を含む)と都道府県教育委員会の両方がOKしてくれれば、 教育職員免許法施行規則第6条第1項備考第12の規定にもとずき、 小学校1種免許を取得する場合は、最大15単位まで、 小学校2種免許を取得する場合は、最大13単位までの範囲内で、教職科目についてのみ、 単位の読み替え(流用)による履修免除を認めてもらえる場合もあります。 ☆ただし、 例えば、 ・佛教大学通信教育部(京都) ・聖徳大学通信教育部(千葉:松戸) ・明星大学通信教育部(東京) ・・・のように、 「本学では、小学校教諭として必要な知識や技能を、 段階を踏んで、基礎からしっかりと学習して、 身につけていただきたいと考えております。 ですから、本学では、 幼稚園・小学校・高校・栄養教諭・養護教諭の、いずれかの教員免許を取得できる学部・学科・専攻で修得した教職科目の履修免除は、行いません。 そのため、59単位(小学校1種)・37単位(小学校2種)の全てを、本学で履修し、 全ての単位を修得していただくことを原則としております。 もし、単位の読み替え(流用)による履修免除をご希望される場合は、 必ず、あらかじめ、都道府県教育委員会と相談し指示を受けたうえで、 履修登録をしていただきます。 単位の読み替え(流用)による履修免除をご希望される場合、 本学での履修指導・履修指示は、一切行いません。 全て自己責任となります」 ・・・といった、 制限をしている通信制大学も、一部あります。 http://www.seitoku.jp/tk/daigaku/faq_menu/licence.php http://tsushin.bukkyo-u.ac.jp/faq/kyomen/ →ですから、 とりあえず、まずは、県庁などに設置されている都道府県教育委員会の窓口へ行って相談し、 詳しい指示を受けるのが、 一番確実です。
単位については他の方がおっしゃっている通りです。 現実的に、初任で教員をしながら免許を取るというのは非常に厳しいです。
まず免許を取る場合の単位数としては、一応44単位以上が最低限必要です。 ちなみによく勘違いされる話なんですが、基本的に通信制に編入したとして、小学校用の単位が中高用に単位認定される事はありません。 これはどこの大学であっても同様です。 というのも、入学した通信制で単位認定をするという仕組みではなくて、教育委員会に小学校の時の単位の証明書を中高の免許申請時に提出するという方式だからです。 中高の免許はそれぞれ最低59単位以上が必要です。 ただ小学校の免許を持っている場合、最大15単位取らなくても良くなります。 なので中高の免許用の単位を44単位以上取った上で、この44単位が取れている証明書と、15単位が取れている小学校用の証明書の両方を教育委員会に提出して、合計で59単位以上になっていると免許が取れます。 よくこの小学校用の15単位を何とか通信制大学に単位認定して貰おうとして断られて困っている人がいますが、仕組みとしてはそういう仕組みでは無いので単位認定という行為は無いという前提で考えておいて下さい。 ただ・・・ さつきから"最大"とか"以上"とか"最低限"とか、表現が微妙になっているのには理由があります。 そもそも中学と高校の免許って、教科によっては同じ教科名でも必要単位数が異なります。 例えば英語の場合、基本的には中学も高校も仕組みはほぼ一緒です。 でも国語の場合、中学の授業だけは国語の時間に書写があります。高校に国語の時間に書写はありません。 なので国語の場合は中学と高校で必要な単位の内訳がずれて来るため、44単位よりも多く46単位とか48単位とかが必要になって来たりします。 また教育実習についても、ある前提で考えてくれているんですが、音楽または美術を取る場合に限り小学校で実習経験者は実習不要で免許が取れます。 なのでここも教科によって異なるんです。 ちなみに数学などは変則的で、小学校の免許保持者が中学数学の免許を取る場合には教育実習は必要ですが、高校数学の免許を取る場合には教育実習は不要という形にもなっています。 なので最低が44単位というだけで、それよりも減る事は無いですが増える事は色々あります。 このため表現がちょっと微妙なんです。 とりあえずは仕組みとしてはそんな感じですね。 ただあまり中高の教員は、私立の系列で中高が無い限りはあまり現実的では無いです。 普通の中高免許保持者と基本的にはほとんど変わらない扱いでの採用試験になるので、そこの突破が重要になって来ますよ。 なのでそんな感じだとは思っておいて下さいね。 長くなりましたがとりあえずはこの辺で。
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