期中においては、何らかの原因で現金過不足が発生してしまうことはあり得ます。ですから、原因がわかるまでは現金過不足勘定で処理しておきます。 ですが、決算においては、現金過不足のままにしておくことはできません。 なぜなら、「現金過不足=お金の管理がルーズ」だからです。 決算終了後、財務諸表(3級なら、B/SとP/L)を税務署や取引のある金融機関に提出することになります。 銀行に「私はお金の管理がルーズです」と言えますか?そんな会社にお金を貸してくれる銀行があるでしょうか? ですから、決算時には現金過不足勘定の残高をゼロにする処理をしなければなりません。 それを踏まえてご質問に回答すると、決算時に現金過不足に気付いたわけですが、現金過不足勘定はゼロにしなければいけませんから、現金過不足勘定ではなくダイレクトに現金勘定を増減させる処理をします。 つまり、 現金過不足を用いる=期中処理 現金過不足を用いない=決算時処理 です。 ところで、本問を順を追って考えると 現金の実際有高と帳簿残高の違いに気付いた 現金過不足 1,500/現金 1,500 現金過不足勘定の残高を雑損勘定に振り替えた 雑損1,500 /現金過不足 1,500 となり、借方・貸方の現金過不足1,500を相殺して解答のような仕訳となります。
金額が15,000ではなく1,500円のように思うのですが。 最終的な処理で現金過不足という勘定科目が残る事はありません。 現金過不足という勘定科目は、過不足原因がわからない場合に、 一時的に付けておく勘定科目です。 最終的に調査した結果わからないので雑損とするので、質問者 さんが回答したように現金過不足という勘定科目のまま最終結果 になることはなく、現金の勘定科目が調査の結果原因不明なので、 雑損としたという仕訳にしないとおかしいということになります。
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< 平日勤務で週末はリフレッシュしたい人におすすめ >
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
求人の検索結果を見る