医師になるのと官僚になるのはどちらが難しいですか

Question

医師になるのと官僚になるのはどちらが難しいですか医師の場合は医大か医学部、官僚の場合は東京大学と想定して、大学入学の難易度も想定していただけると嬉しいです

Answer 1

総合的に考えたら、イコールです。

官僚は確かに東大が主流ですが、キャリアといわれる総合職採用者に占める割合は約2割。
ただし、ベスト4は、2位が京大、3位が早稲田、4位慶応で、これだけで国家総合職の合格者の約半数を占めますから、順当ではあります。

この時点、つまり大学入試の時点では医学部に軍配があがります。
国立医学部は、例外なく東大京大レベル
私立医学部は、例外なく慶応早稲田レベル
だからです。

このレベルでないと、医学部には入れません。しかし、官僚の場合は、逆に言えば半数の人はこのレベル以下の大学から合格、という事になります。

国家総合職合格者数10人以上の32大学には、岩手、三重、信州、鹿児島、新潟、広島、岡山などの中堅国立大もランクイン。普通はこのレベルは“高い”と評されますが、国立医学部には到底及ばないレベルです。私学でも、立命館、同志社、明治、東京理大など、関東関西の難関大が名を連ねていますが、私立医学部との差は明らかです。

しかも、官僚といえば政治家を除く国家公務員を指す言葉だから、一般職も含まれます。だから正確に言えば官僚のハードルは更に低いです。

しかし、ご質問者様の趣旨は、暗にキャリア官僚を指していると思いますので、総合職に限定しました。が、それでも入試の段階では段違いに医学部が難しいです。

次に就職(資格)試験ですが、一学年学生数に占める合格者の割合は、東大の場合、国家総合で12％、医師国家試験で89％です。
国家総合が低いですが、医師と違いみんなが目指しているわけではありません。でも、東大入学が官僚確約ではない現実が見えます。

東大京大、早慶の1割に満たない学生しか官僚になれないと考えたら、医師より官僚が難しく感じます。しかし地方国立や、早慶未満の私学でも通ります。そしたらやはり医師が難しい？
しかし、そのような地方難関大や私学難関大から通るのは上位数％で、そのような学生は、何かの都合や事情でその大学に在学していますが、潜在的実力はもっと上位大に入れるレベルがあるのでしょう。
そうなると、(キャリア)官僚と医師は単純比較できず、何とも言えなくなりますが、それほどレベルに差はないと考えられます。

現に試験としては、医師は国総を経ずにキャリア官僚になれますから(ただし厚生労働キャリア。また、一応面接等はあります。)、国としては医師国家試験は国家総合職試験と同等に評価する試験と位置づけています。

以上から、総合的に考えたら、高校の時点で、医師になろうと思ったら、河合の偏差値で65～67.5の偏差値が必要。
一方キャリア官僚になろうと思ったら、東大京大早慶に行くにはやはり65～67.5が必要。または、どうしてもやりたい学問があるなどで、その他の大学に行くには、入試だけを考えると偏差値62.5とか60とかで入れるが、その後、その大学でトップを維持する事を考えると、やはり65あたりの学力で、余裕を持ち入りたい。
つまり、高校時代の偏差値はどちらも同程度の偏差値が求められる。
大学卒後は、国総合格ならキャリア官僚に、医師合格なら医療行政分野のキャリア官僚か医師に、となる。したがい、両試験の格及び合格するのに求められるレベルはどちらも同じとみて良いのではないかと思います。

Answer 2

医者になれば、医師免許あれば、無条件で厚生労働省のキャリア官僚になれますよ。
医系技官といって。

だから、医者になる方が大変です。

Answer 3

国公立大学医学部医学科の定員はおよそ5700人。私学を含めると9000人弱

一方国家総合職の合格者は1500人程度で、実際に採用されるのは1/3の500人程度。

毎年9000名弱の医師が生まれ、毎年500名程度の官僚候補が中央省庁に採用される。

難易度はともかく、狭き門なのは官僚ですね

Answer 4

官僚の方が難しそう。
>「官僚」という言葉は法律で明確に定義されていませんが、
>一般的には「国家の政策決定に影響力を持つ国家公務員」
>のことを指して使われます。
>官僚になるためには「国家公務員採用総合職試験」を受けて
>合格し、各省庁に採用される必要があります。
>この試験は、かつての国家公務員1種試験と同等のものであり、
>非常に難易度が高いものとして知られています。
http://careergarden.jp/kanryou/