障害者就労施設、A型事業所で 働きだしたばかりの障害者の者ですが 今日、あじさいグループのA型事業所の 破綻により…

Question

障害者就労施設、A型事業所で
働きだしたばかりの障害者の者ですが
今日、あじさいグループのA型事業所の
破綻により171名の障害者の方が
一斉解雇されたとゆうニュースを
見ました。A型事業所は
どのようにして運営されているのでしょうか？
補助金制度があるのは
知っているのですが詳しい
ことまではよくわかっていません。
自分達もいつか、いきなり
解雇されるのではないかと不安です。
詳しい方、お教えください。

Answer 1

初めまして。
精神科病院に勤務する精神保健福祉士です。
以前、労務管理のお仕事もしていましたので、少し回答させていただきますね。

就労継続支援Ａ型事業所は「雇用型」であることはご存知かと思います。
補助金もありますが、それだけで運営できるわけではありません。
会社として運営が成り立たなければ、経営破綻することはどこの会社や大手の法人でも起こりうることだと思います。
事業運営が上手くいっていると思っていても、内情は火の車、ということも珍しくはないのです。
つまり、就労継続支援事業所だけでは無く、どこにお勤めしてもそういったことに巻き込まれてしまう可能性はあるのです。

私は以前、派遣請負会社で労務管理のお仕事をしていました。
派遣切り、障害者の雇止めを目の当たりにし、社会福祉の現状に疑問を持ったことが福祉の世界に飛び込むきっかけでした。
当時お世話になっていた工場では、景気が回復したため再び障害者雇用をしておられました。
３か月更新で５年目になるＡさんの支援にかかわることがあり、工場の総務課長とも再会、立場は変わりましたがいい関係が築けていたと思います。
その工場から先日呼び出しがあり、障害者雇用の雇止めが本社から通告された、と報告を受けました。
Ａさんを含む数十名の方が対象でした。
何も変わっていない現実、自分の無力さに本当にやるせない気持ちでいっぱいです。

折角これから頑張っていこう！と思っておられるところにそういった報道を目にされると、本当に不安になると思います。
さらに不安をあおるようなことを書いてしまってごめんなさい。
それでも私は未来を信じています。
Ａさんと共に、再び笑顔で仕事が出来る日を目指して頑張ろう！、そう話し合ったばかりです。
何かが起こっても、マイナス体験にせずプラスに転換していくことを私たち支援者は考え続けています。
質問者様も信頼できる支援者さんとの繋がりを大切になさって下さい。
きっと大丈夫！応援しています！！

Answer 2

・障害福祉サービス費
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/300330_7-2.pdf
・特開金
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/tokutei_konnan.html
・売上

この3つです。

売上以外は利用者の給料に当ててはいけないので、事業所は福祉面だけではなく経営力も重視されます。私はサビ管だから経営や営業には一切タッチしませんが、必要経費、人材、職員の給与、利用者の労働時間をケチったら文句は言います。

もし、あなたが行っている作業が限りなくB型に近いとか、一日の就業時間が5.5時間に満たなかったら気をつけたほうがいいでしょう。

仕事ができない人にはそこの都道府県の最低賃金を下回っていいという規定もありますが、そもそもそれをやるには他の利用者とは異なる専用の場所が必要だし、役所の許可も必要になります。だからそう簡単にはできないです。

内部事情に関してはサービス管理責任者（サビ管）がよく知っているので訪ねてみてはいかがでしょうか。基本的にサビ管と経営者は敵対関係だから色々なことを教えてもらうことができると思いますよ。尤も、サビ管が弱い立場（または違法と知りつつ経営者の言いなりになっている）だと、そこの事業所は悪くなります。

ちなみに働き始めて2年や3年で切られるのは上記の特開金が関わっています。つまりその期限を過ぎると国からお金が入らないからです。