「具体的な仕事内容はどんな感じなんですか?」 ですから研究です。論文を読む。仮説を立てる。実験をする。結果を分析する。論文を書く。まぁそんなことを延々と続けます。時には学会に参加する、学会で発表する、なんてこともありますね。 分野は今日では非常に広範囲です。あなたが書いた物もその一つですが、感染症の発生のメカニズムを研究する、病気の原因を探る、病原菌そのものの性質を調べる、新しいワクチンを開発する、DNA鑑定の新しい手法を探す、いろんなことをやっていますよ。 臨床医の場合は開業される人もいますが研究医に開業はありません。勤務先は大学病院の他、公的な研究所、医薬品メーカー、ワクチン開発会社、化学メーカー、食品メーカーなど多岐にわたります。労働時間については、他分野の研究者と同じ、法律上は他の職の労働者と同じです。もっとも、どの分野であっても残業がイヤですとか8時間労働ですとかいう研究者に会ったことはあまりないですけどね。年収?まぁそれは人それぞれですよ。開業医ではなく、誰かから給与を貰う身ですから億万長者には滅多になれません。 「研究医はみんな山中教授のように、日々熱心に医学の研究するのですか? 」 ええ。だって殆どの人が研究が大好きだから研究医になったんですから。研究の成果だけが自分の価値を高めてくれるのですから。研究成果が上がれば、よりよい職場に移れるかもしれないし、期間限定契約ではなくなるかもしれない。でも、山中教授のような立場になると、自分自身が好きな研究をするわけではないですね。研究所の所長ともなれば一番の仕事はお金集めです。研究の意義をアピールし、資金を世界中の政府や財団から集めてくる。ノーベル賞を取った山中教授ならできる、他のメンバーにはできない大切な仕事ですが。。。
< 自分のペースで、シフト自由に働ける >
パート・アルバイト(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る