やたら労働組合を嫌う人がいます。例えば、国鉄のことを話題にすると、「労働組合がおかしくてストライキばかりしていたのだから…

Question

やたら労働組合を嫌う人がいます。例えば、国鉄のことを話題にすると、「労働組合がおかしくてストライキばかりしていたのだから、民営化されて当然」などと言う人がいます。そのようなことを言う人は労働組合のない会社に勤めていると思いますか?組合のない会社に勤めているから、組合のありがたさが分からないんですかね?それとも、組合のある会社に勤めている人を妬んでいるんですかね?そのようなことを言うと「お前は連合を支持しているのか?」などと言われるかもしれませんが、そのようなことは誰も言っていません。勝手に拡大解釈されたら困ります。

Answer 1

企業別組合については別の回答者が答えられているような傾向がないとは言えません。

本来は組合は民主的に、ダイナミックに活動していかなければならないのですが、ある程度、活動してきて多くの成果を得ている組合にとっては、現状維持がひとつの正解という事になってしまっているようです。

ただ、組合があるのとないのと、トータルで見ればどちらが良いのかと言うと、やはり組合がある方がよいのではないでしょうか。
統計的に見れば労働条件に関しては圧倒的な差があります。
大企業の多くに組合があるという事情がありますが、逆に言えば組合もないようでは大企業にはなれないのだとも言えます。

また労働関係の法令について別の回答者が書かれていますが、今回の残業時間規制なども含めて、別の回答者が嫌われている、政治活動の成果でもあります。世界平和や憲法改正問題が労働問題と関係がないかどうかは考え方にもよりますが、戦時中に大政翼賛会化した労働者組織が戦争に協力したという歴史を考えれば、戦争反対というのは（「形骸化」している側面はあると思いますが、）労働組合の歴史的使命ではないかと思います。

企業別労組にしても個人加入の労組にしても多くの問題があることは確かですし、イメージが良くないこともありますが、労組がなくて困っている会社にいる人から見ればうらやましい限りです。新しく作るのは大変な労力と覚悟が必要ですから。

組合のない会社の方が労組のありがたみがわかるかもしれませんね。

Answer 2

組合のある組織に勤めていますが、組合は大嫌いです。

・セクハラやパワハラに苦しんでいる人がいるのに、それらの人たちを「個人の資質」「本人にも全く非がないわけではない」で切り捨てて、見て見ぬふり。

・酷いときには組合幹部自身がセクハラやパワハラをしている。

・セクハラやパワハラのような身近な問題に取り組まないのに、世界平和や憲法改正問題など、労働問題とはかけはなれた政治問題にばかり熱心になる。

・非組合員への弾圧が酷い。加入するかどうか迷っているだけの人に対して、集団で無視をし、「組合員じゃない奴が気安く話しかけるな」と言って、仕事に必要な情報さえ共有しようとしない。

・組合の現役員の考えを尊重しようとせず、いつまでも元役員の「重鎮」が幅をきかせているため、いつまでも悪い考えが改まらない。

・組合費の大半が「○○大会」という名の旅行・遊興費に消えている。そして、それらの遊興に参加できるメンバーがほぼ固定化されており、他の人たちにとっては、組合費が献金以外の何でもなくなっている。

・通院のために土日に活動できない人への配慮がなく、通院のために欠席せざるをえないのに、非協力的だと言って非難する。

・組合が頑張って手に入れたという権利とやらは、そもそも労働関係の法令で保障されているものばかりであり、「手に入れた」のではなく、「もともとあっただけ」でしかない。

・組合と幹部がべったり。ほぼ御用組合に成り下がっている。そのため、組合の行事に幹部が平然と参加して、気に入らない若手を一緒になって攻撃している。

・何でも「伝統」で片付ける。時代に合った改革をしようとせず、いつまでも時代遅れの事務処理をしているため効率化できない。自分たちが効率化しないのが悪いのに、遅くまで組合の仕事を「頑張っている」自分に酔っている。

他にも色々ありますが、疲れたのでこの辺にしておきます。
組合は私にとって百害あって一利なしです。
実際、組合にべったりな人ほど、自分一人では何もできず、常に徒党を組んで、数の暴力で人を動かして解決しようとする傾向にあります。