アパレル関係に詳しい方（特に自分で起業された方）教えて下さい。

Question

アパレル関係に詳しい方（特に自分で起業された方）教えて下さい。将来、自分でデザインしたもの・自分でセレクトしたものを販売したいと思っています。
その為には、どのようにしたらいいのか漠然にしかわからずにおりますので、詳しい方にお話お聞かせ願えたらと思い、
質問させて頂きました。

夢自体も、まだ漠然としたものでなのですが、
こうしたいと明快な部分は、
自分自身ではデザインをしたりはするけれど、その服を形にする作業は他の人にお願いしたく思っています。
販売方法は、ネットにするか、ショップを持ちたいのか？とかはまだ全然考えついておりません。

まず私は服飾に関しては素人ですので専門学校に入ろうかと思うのですが、
このように自分で販売までしたい場合にはどのような事を学ぶコースに入るべきでしょうか？？

私は、純粋にデザインについて何も知らないのでファッションデザインコースのようなものに入ろうかとも思うのですが、
それよりもこれを習っておいたほうがいい！などというものはありますか？？

また、専門卒業後には、どのように動いていくのがよいのでしょうか？？

そして、私のようにデザインは自分で行い、形にするのは他でお願いしたい場合にはどんなところに頼むのでしょうか？？

よろしくお願い致します。

Answer 1

世の中の動きに敏感に等の文言は初心者レベルで誰でも考えることで、起業とは そんなに甘いものではありません
世の中とは足元や不利になるような事は誰も言いません 世間で聞かない事柄に意識しすることが以外と肝心で成功の元となるのです。

『私のようにデザインは自分で行い、形にするのは他でお願いしたい』
この考え方は 避けた方が良いでしょう。
自分でデザインをして自分で作るのが好ましいですよ。
一足飛びに考えると絶対に失敗します。
まず自分でデザインし製品を自分で作る事から始めた方がより多くの経験が身に付き、
紙の上で書いたものは いかにあいまいで適当に書いた物であるかが実体験できます。
この意味は 手間の掛かる物を一つ作るのは出来ますが量産には向かない又は出来ない等の問題も含まれ、見た目だけがﾃﾞｻﾞｲﾝではありません
デザインとは 営業マンと同じで修正や言い訳が簡単に出来ますが、
物作りは 作った現物がある以上、言い訳が出来ないのです、ここが大きく違います。

販売単価と品質的価値、材料の選択及び材料によるコスト、製作コスト（手間）に無頓着なデザイナーが多いです。
とてもシビアーにハッキリ書き過ぎましたが事実です。
これらは学校では知り得ませんので、現場でこれらを実際に勉強しないといけません
一定レベル以上の技量の有る縫製加工所は コストと一部を手直しすれば全く違う物が出来るポイントを知っていますので、
逆に下手なデザイナーよりも、製作現場の方がはるかにデザイナーらしい事もあります。
こんな話を聞くと尻込みしたくなるでしょうが、製作するところはそれだけプロ意識があり経験豊かなのです。
ですから、ﾃﾞｻﾞｲﾅｰ学校卒業して仮に５年であっても子供と同じなのです。

現在はデザインをしても製作してくれる所が非常に少なく、
学校へ行って勉強すれば誰でもデザインは出来ますが、学んだだけでは現場の縫製加工はできません
現場知らずの卵を含めデザイナーはゴミのように多く存在します。
依頼する加工所は裁断でき材料を仕入れできる縫製加工所となります。
加工とは経験と知識これらに対する技術、メンテナンス、道具作りと使い分け、作業工程の中に次の工程予測が出来ないと話にならないのです。
まして現在は 第３次産業がもてはやされ、第一次産業は時給もまともに出てこない状況下で、
この点において日本の国力が大幅に落ちているのが現状で、誰も見向きもしない縫製加工現場となっています。
また、加工し作っている所はほとんどが自前のデザイナー？や製作現場を持っていますので、
そんなところに、デザインしたので作って下さいと言っても、まともに相手にしてくれないでしょう。
あなたの立場から言うと、よほど良い単価を出さないと、運良くシーズンオフに依頼できたぐらいが関の山です。
半分前金払いを考えていても言い過ぎではありません 何故かと言うと特に一限さんは嫌われ信頼が必要です、ここが重要だと言うことです。
発注元は ｲﾔなら中国で作るから別にかまわないと脅しで加工屋を傷み付けてきて挙げ句の果て発注元は倒産している現状があり、 これらによって加工屋は 高齢化し、じり貧と言うよりも消滅しつつあるようです。
常に相手（発注元）を疑って対応する加工屋の存在があり、
これらは発注者の自業自得となって自分の首を絞めている状態で、今さら国内に加工を求めてもどうしょうもない業界もあります。

色々書きすぎましたが、不快に思わないで下さい、上記これらを知っていないと対応が難しいからです。
貴方に良い案として提供できるとしたら‥
ファッションデザインコースだけではﾀﾞﾒですね、現場の仕事の流れと素材の認識も必要です。
ﾌｧｯｼｮﾝとﾃﾞｻﾞｲﾝだけでは 捨てるｺﾞﾐほど多くの人がいますからね。
加工してくれる所
材料屋、生地屋、糸屋、特に製作するところは糸屋に出入りしますので糸屋さん等にお聞きになってはいかがでしょうか。
材料屋及び生地は製作現場に持ち込みが多く期待が出来ないかも知れません
現在日本全国を見て、加工ｵﾝﾘｰで材料や生地を仕入れしているこのような加工ｵﾝﾘｰの所が見つかるでしょうか、見つかれば金の卵を生む鶏の存在と考えて下さい。
見つけてもおそらく その場合は現在取引しておられる得意先の目を盗んでお願いすることになる肩身の狭い取引になるでしょう。
但し、信頼を加工屋に与えての話ですから、仕事を出してやると言う考え方で話をすると、体裁のよい言葉で確実に門前払いになりますね。
■これで分かるようにデザイナーとは 上を極めるには机の上だけで考えると逆に難しく競争が激しいのです。
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