遠方に転勤したにもかかわらず、よそ者扱いされ おまけに、小さい事でも難癖をつけられて、無理な命令 無理な仕事を押し付け…

Question

遠方に転勤したにもかかわらず、よそ者扱いされ
おまけに、小さい事でも難癖をつけられて、無理な命令 無理な仕事を押し付けられ
辞める一歩手前までいるのですがこんな村社会ののようなところに来るのではなかったと思うのですが

ほかの転勤族の方は、どのように過ごされていますか？

Answer 1

昔から一緒に仕事をしている集団の中に、
一人だけ知らない人間が放り込まれるなど、当たり前のことです。

特に、プロジェクトを仕切る立場として入ると、はじめから敵対視です。
よそ者に口出しされて指示されるなど許せない。
うちはうちで昔からのやり方がある、変えるつもりが無い。
なんてことは、当たり前のことです。

しかし、直ぐに馴染んで、最後は一緒に仕事ができて良かった、今度もまた一緒にやりたいと言われて尊敬されます。
特に、無口で職人気質の頑固な技術者ほど気に入ってもらえます。

数千人のプロジェクトでも、
まずは、その場にいる数百人の座席表を手に入れて、顔と名前を一致させます。
顔と名前を覚えるために、朝と帰り、顔を見ながらハッキリと挨拶します。
なんとなく、ぼんやりと、小さな声では、挨拶のうちにはいりません。
無視する人もいますが、気にせず笑顔で挨拶します。

雑談をします。
時節の天候の話でも、通勤中の出来事でも、1分程度でも話しかけます。
住まいや出身地、相手の家庭の事情まで1人1人の性格をつかみます。
頻繁に困っていることを聞きます。

無理難題なんて当たり前です。
むしろ、誰も解決できない難題だから呼ばれて放り込まれる。

順調な仕事で順調にこなしても評価されません。
困難な仕事なのに簡単にこなすように見えるので、簡単な仕事だと思われてしまいます。
誰もできない、未知の分野を切り開いたり、何人もの前任者が失敗した難題を解決しないと評価されません。他の人と比較されて初めて自分の価値が認められます。

職人気質ほど評価してくれるのは、技術的難易度の高さを理解できるだけの知識があるのは職人だからです。面白がってもらえます。
尊敬されるのは、なんだか良く理屈は分からないけど、魔法のように解決する。と思われているからです。
他の人に理解しできなくとも、技術的な裏付けや根本的なポリシーがあります。

職人的な感やコツや経験では無く、
論理的な構造がある世界観なのでアーキテクチャとして、他の人が理解し、かつ運用することができます。自分で道を切り開き、自分でルールを作って皆に使わせます。

大切なのは、頭ごなしじゃなく、自分はサポートしているだけだと徹底すること。
命令では無く、自分で考えさせて自分で行動を起こさせること。

一緒に仕事がしたいと言われるのは、
あれやれ、これやれ、と指示命令することはなく、
プレッシャーや、やらされ感が無く、自由に自発的に仕事ができるからでしょう。
しかも成果が現れるので面白い。

日曜日の夜に、明日仕事に行きたくない。どころか、
未知への挑戦にワクワクしながら、明日は何しよう。と言う行動に変わるからです。