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卸売業について質問です

卸売業について質問です日本で卸売業をしている企業はたくさんあると思うのですが 例えばその企業に入社したら社員は主にどのような仕事をするのでしょうか ぜひ回答お願いします

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    わたしは、現在、専門商社というところに勤めています。学生時代~20年前~は、お菓子の卸売でアルバイトしてました。 いわゆる「卸売」という商売は、もはやない、と思ってます。まぁ、言い過ぎかぁ。実際には、小売があるわけだから、卸売も形を変えてあるんでしょうね。 さて、過去の「卸売業」は「メーカ」あるいは「元売り」から仕入れ「小売り」に販売することを生業にします。小売り=商店です。たとえば、街の駄菓子屋さん。個人経営されていて、うちの卸売からお菓子を仕入れます。卸売は、ガムなら12個入りの箱を販売するのです。が、代金はもらいません。代金は「つけ払い」で、1か月間をまとめて翌月に集金に行くのです。卸売はメーカか元売りから1ケース=たとえば6箱=72個入りを仕入れておくのです。どの商品が売れ筋か、どういう売り方をすれば完売できるかを指南します。つまり古いタイプの卸売業というのは、ビジネスコンサルティングをし、仕入れ・販売をし、金貸し~回収を遅らせる~をしていたのです。 で、現代においてはこの卸売業は「専門商社」と言われています。昔は、商店街のおっちゃんのお店でガムを買ったのですが、いまはコンビニで買いますよね。では、コンビニは、メーカ~たとえばロッテなど~から直接買ってるわけではなく、卸売業の現在版、専門商社あるいは商社、たとえば三井商事、あるいはその子会社といった会社から商品を仕入れているのです。つまり、現代でも名前を変えて卸売業は商社に引き継がれています。これは日本独特の風習です。 やっている仕事は、あまり変わりません。仕入れて販売する、が基本。それに、支払いと回収のお金のやり取りでギャップが生じますから実質上、金融機関的働きをします。ただ、ビジネスコンサルはなくなり、メーカの代理販売~メーカ商品をどう売るかを代行する~ことが多くなっています。この機能、食品、電機、コンビニ、衣類など、あらゆる「流通」と呼ばれるところに、それぞれの分野を専門にしている中堅の商社が日本にはいっぱいあります。それを「専門商社」と呼びます。 専門商社の仕事は、おおきく3つなのです。仕入販売、金融的働き、拡販代理です。社員は、どの部署に所属するのか、によって大きく変わります。たとえば本社経理は、仕入れ先、販売先の信用調査を行い、この企業、お客に販売してよいか審査をしたりします。もちろん銀行と折衝して資金繰りもするのです。営業なら、かついでいる商材をいかに拡販するのか考え商品を勉強しマーケットを分析してお客様に売り込み行きます。業務なら、日々入る注文をこなし正確にメーカ側へ手配をし納期遅延なく収めるよう交渉をします。そして、当然、それらの会社を運営するマネージャーが存在します。卸売業という江戸時代~昭和初期の形態ではなく、専門商社として大きくなっている現代では、分業化がすすんでおり、いくつもの種類の仕事が存在していて、それらが統合されて商社業が営まれている、というのが実態です。 ま、つまるところ、いろんな仕事がおまっせ、ということです。

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