トラック運転手って高給ってイメージがありますが、仕事内容的にはかなりきついのでしょうか？

Question

トラック運転手って高給ってイメージがありますが、仕事内容的にはかなりきついのでしょうか？郵便局に来るトラックの運転手さんに話を聞いた所、
ルートが指定されていて、運転席の中の映像がリアルタイムで本部に送られていて、停車中(キーを抜いた状態)であっても、音声や映像が撮られていて、プライバシーの欠片もないから、トラック運転手を目指すならやめておけ。と忠告されました。音声はかなり小声で話しても筒抜けなようです。

実際に他の運転手さんもそうなんでしょうか？ぜひ、メリット、デメリット等、トラック運転手になって感じた事をお願いします。

Answer 1

そこまで常に監視してる会社なんて極一部ですよ。

ドラレコつけると国から金がもらえるらしいからつけてるが、なんかあった時にしかみないし、音声は聞かないですよ、うちの会社は。

トラックも何を運ぶかで内容が違いすぎるけど、佐川とかヤマトとか西濃とかFWとか名鉄なんかは一般雑貨って言って、普段生活して触るような荷物を何でもやります。

トラックにはウイング車と箱車ってタイプがあって福山通運とか佐川とかヤマトとかは手で上げるシャッターみたいなところに観音扉っていう、トラックの後ろの扉をあけといて、バックしてケツをつけて、建物の中からひたすら積み込みします。

そういうやつを箱車といい、メリットはウイングじゃない分、トラックが軽いってのと、安い。
ただ、食品とか鮮魚で使う箱車は冷蔵機能がついてるからトラックは高いですが、これも箱車なので観音扉からしか積み込めない。

じゃあ、ウイング車はねーのかって言われたらそんなことなく、荷物に合わせて、佐川とかでもウイング車を使ってる。

ウイング車は油圧オイルで上下のボタンが後ろのほうにあって、それでウイングが開くから、積み込み、荷卸しがラク。

手積み作業のことをちゃぶり仕事とかバラモン、バラ物とか言ったりするんですが、なんせ、1000ケースとかをトラックの天井一杯まで積み込むから、明日身体が動かないし、やってる最中も地獄ですわ笑笑

佐川の仕事で生麺が入った段ボールを1000ケース積む仕事があるんですが、汗なんか止まらないし、暑くてめまいと吐き気がします！

食品もクソ寒いし、店名ごとで分けてこなきゃダメだし、基本的にハンドリフトって言って、手で上下にコキコキやるとパレットを持ち上げれるってやつなんですが、めんどくさい。

鮮魚とか野菜とかもむちゃくちゃキツイです。
これは市場から市場に行くんですが、セリにかけるから、早く来たやつがいい値がつくし、時間遅れたら何も受け取ってもらえないぐらい時間厳守で厳しいです。

野菜をやっちゃと言い、やっちゃ場って言ったら市場のことです。

あとは自動車部。

これはルールが厳しいのと破損させたら厳しいが時間がしっかり決まってるし、地場って言って近場の仕事が多いから、毎日同じ時間に出勤して帰れます。

それは食品とかも同じです。

一般雑貨も定期便はあるんですが、その日、その日に入る仕事が多いので、長距離が多くなって中々帰ってこれず、土日も仕事が入ることがよくあります。

食品とか市場も土日とか関係なく仕事が多いです。

知っておかなきゃいけない事は長距離だろうが地場だろうが、何の荷物だろうが、走行中のブレーキや旋回とか作業中に落としたり、リフトのツメで刺したりした場合、買い取りになります。

一般雑貨のお菓子やらオツムやら酒やらなら買い取って、誰かに売れるからまだいいが、使い道がない部品とかは高額なのもあり、会社が保険で支払うから、ドライバーもその免責分を支払ってなって会社がほとんどです。

小さい会社だと全額払えとかあるので、車両事故や製品事故した際のことは入社前に必ず聞いて下さい!!

大手は免責分とかではなく、給料やボーナスはその人のランクで決まってるので、ランクを1番下とかに落とされて、1週間とか下車させられます。

だから結局は払ってるようなもんです！

脅すわけじゃないですが、トラックは絶対に乗りこなして一人前になってやるって気が強くないと、思ってたのと違うってなって心が折れると思います。

ネットでは誰にでもやれると書かれていて、やったことない人は走るのが仕事で、気楽ってイメージがあると思うけど、遠心力とかブレーキ踏んだ時の効き具合とかが乗用車なんかとは比べ物にならなくて、遠心力を殺さないで曲がったり、強いブレーキや荒い発進しようもんなら、崩れないように積んでいても崩れたり、潰れたりする荷物は腐るほどあります。

乗用車がテールランプ光ってからブレーキ踏んでたり、20キロ以上すぐに落ちるような減速はアウトだし、いきなり割り込んで止まるやつが沢山いるから、それも常にこいつ来そうだなって警戒してブレーキに足置いて、排気ブレーキやリターダーを構えておかないと追突して殺します。

大型なら乗用車を踏みつぶして、前に行っちゃうぐらいの破壊力があるんです。

睡魔とも闘わなきゃあかん仕事も沢山あるし、長距離なら人間らしい生活は出来ないし、道やトラックの事も色々知ってなきゃ困る事だらけです。

いい事も沢山あります！
その季節の風を感じれ、上司がいるわけでもないから、運転しながら飲み物飲んだり、タバコ吸ったり、音楽聞いたり、テレビ見たりと危なくならない程度の事はやれて、難しく道を上手くいけた時は気持ちがよく、トラックならではの目線の高さやエンジン音が心地よいです。

最近のトラックは静かになりましたが、ブレーキ、クラッチ、シフトなどはエアーで動いてるのでブレーキ踏んで離せば、プシューンっていい、サイドブレーキ引けば、パシューーンってでかい音がするので、動かない乗用車にはプシュプシュプシューンってやったりして楽しくなります笑笑

ほんとはダメなんですけどね笑笑

トラックが好きならやれるので色々やってみてください！

Answer 2

大手の運送会社は、トラックの保有台数も多いです。
そうなると、「経験者募集」なんて贅沢な事言ってられません。
「未経験でも良いから人が欲しい」という感じです。

そして大手に行こうとする未経験の人は、「大手だから安心だろう」「キツくないだろう」「長時間じゃないだろう」と、働く意欲 稼ぐ意欲の薄い人が多いです。

でも、そういう未経験の人が多いからこそ、会社もドライバーを信用してません。
監視の目を厳しくしなければ！という事で室内監視も出来るドライブレコーダーを取り付ける大手の会社が多いんです。

その他の運送会社で室内監視も出来るドライブレコーダーを付けてるところは少ないと思いますよ。

あと、ドライバーによって「きつい」と思う部分は違います。
多い件数回るのか、体力的な事なのか、時間的な事なのか、人によって様々です。

私は、金さえ良ければ体力的な事、時間的な事は気にしません。
が、佐川やヤマトなどの、個人宅や会社への配達業務や、コンビニなどのルート配送は、「きつい」ではなく「大嫌い」です。面白味も何もなく、ただの蟻です。

あと、規則でがんじがらめの大手も嫌いです。

規則も労基も関係なく、稼げる時にガッツリ稼いで、仕事が少ない時期は無理に仕事を探さずタップリ休む。
こういうのが好きです。

Answer 3

現役トラック運転手です。

給料面に関しては内容にもよりますが、やっぱり高給ならば何かしらあります。
長距離だったり休みがシフトだったり夜間勤務があったりと。
日中の走行のみでカレンダー通りの勤務で長距離なし地場のみだと大して稼げません。
キツイかどうかは積み荷も関係してきますので何ともいえないですが、正直割りに合わないと思うドライバーは多いと思います。

運転席の映像の件ですが、ＧＰＳを導入している会社は大手の会社くらいですね。確かに大手のトラックは運転席内部やトラック前方の走行映像、サイドミラーから見える車輌側方の映像やバックモニターの映像、現在地、走行速度などがリアルタイムで会社から監視出来るようになっているみたいです。

まあ、そこまでやってる運送会社は一部だけで、ほとんどはＧＰＳまでは付けていないです。デジタルタコグラフや普通のタコグラフで走行時間や走行速度・走行距離の管理くらいです。
デジタルタコグラフでも急発進や急ブレーキなどは分かるみたいですがね。

自分の会社は未だにアナログなチャート紙（記録紙）を入れるタコグラフなんで気は楽ですが。

確かにトラック運転手は会社を出発しちゃえば監視なしで一人で自分のペースでみたいに見られがちですが、実際はバッチリ監視されていますよ。

さぼれば何時何分から何時何分まで止まってたと分かりますし、何キロで走行していたかも分かります。

ま、それでも一人だから気は楽ですけどね。

Answer 4

今どきはGPSやドライブレコーダー、タコメーターで運行状況は逐一チェックされますね。
いまどきはジャストインタイムが当たり前のようになっているので時間管理は厳しいようです。

ブラックな会社になるとそういうチェックはない代わりに、トラックをローンで買わせて下請け契約にしたりもします。
下請け、つまり個人事業主のの扱いにすれば、労働基準法の適用がなくなりますから、法定の労働時間に関係なくこき使えます。

10年以上前に名古屋の繁華街で軽急便の個人事業主が軽急便の事務所にガソリンをぶちまけて放火して、大勢の方が死傷した事件がありました。