児童相談所で働く人について。 目黒の悲惨な事件で児童相談所の対応が批判されているようです。 この事件でどのような…

Question

児童相談所で働く人について。

目黒の悲惨な事件で児童相談所の対応が批判されているようです。
この事件でどのような人が児童相談所の職員になるのか気になっています。ざっと調べたところ、児童福祉士と心理判定員という資格が必要で、かつ公務員採用試験にも合格する必要があるということです。
公務員ということは、児童相談所以外の業務へ異動したりすることはあるのでしょうか。

児童相談所は大変意義のある職場であり、児童相談所の職員は児童相談所の職務のみをするのが理想だと思います。
実際はどうなのでしょうか？

あと、これは偏見かもしれませんが、
公務員試験とか、資格とかだけくぐり抜けるような人は虐待親に毅然と対応できるメンタルを持ち合わせているのかが少し心配です。
採用試験ではそのようなところまで考慮して採用されるのでしょうか。

詳しい方よろしくお願いします。

Answer 1

新規採用職員が、児童相談所に配置され、うつ病、適応障害で休職する状況を見てきました。
ずっと、ずっと児童相談所勤務なら自殺者だって出るかもしれないくらい、今の児童相談所は激務です。

児童相談所の仕事は、法令にのっとり、日々専門研修を受けていかなければなりません。専門研修は、座学だけではなく、警察官と一緒に立ち入り調査する実習を行うことがあります。
子どもからきちんと情報を得る「事実確認面接」という技能も必要となります。

職員の基本要件としては、福祉司であれば福祉法、ケースワーク技術に長けている必要があります。福祉事務所や都道府県の福祉の職場への異動もあります。
心理司であれば、心理アセスメント（評価）、相談・心理支援技術が求められます。施設や精神保健福祉センター、知的障害者更生相談所に配属されることもありますよ。

はっきり言って、基本的にこのような知識のない職員では務まりません。

知恵袋を見ていると、「Fランク職員が行く」というような心無い投稿もありますが、現場は外から見ただけではわからないものです。

誹謗中傷は、虐待通告をためらわせて、保護が必要な子どもが見過ごされる恐れがあります。
また、心技（熱意・知識・技術など）そろった人材が公務員試験を避けてしまうかもしれません。

Answer 2

正直なところ、各部署で無能な奴が配属される墓場のような部署が児童相談所…という話は全国各地どこにでもあるようですね。

Answer 3

最近は専門職が正規採用されています。～社会福祉士、臨床心理士、保健師、保育士、精神保健福祉士など。医師は嘱託や非常勤がほとんどでしよう。
以前は、正職は一般事務で採用された方が、異動で配属され、2～3年で変わっていくパターン。専門職は非常勤、嘱託とか。
事務職は、いろいろな職場を経験した方が、出世しやすい～スペシャリストよりゼネラリスト～。
また、現場～直接住民と接するところ～より、人事、財政、企画などが…。児童相談所だけでなく、保健福祉部門～厚生労働省管轄～は、非正規が多い。

Answer 4

児童相談所の一日

８：３０ 出勤とともに、通勤で疲れた。まずはひと眠り。
９：００ 新聞・雑誌に目を通し、世の中の動きを知る。
メインは、スポーツ紙と女性週刊誌。
１０：００ 情報収集で疲れたので、コーヒーを淹れる。
１１：００ 体が資本なので、屋上で体操。
１２：００ 仕出し弁当。食事補助で、実質100円。
１３：００ 食事の後は眠くなる。まずはひと眠り。
１４：００ 起きたら、市民からの通報メールが来てたので、削除。
１５：００ 前任者から引き継いでいた虐待家庭を訪問。
母親が「義父と子供は上手くいってる」と言うので、
問題解決と判断。喫茶店でひと眠り。
１６：００ 相談所に戻り、さっきの虐待家庭の案件終了報告書を入力。コピペ。
１７：００ 他の職員（再雇用の所長代理、妊娠中の主任）とおやつ。
１７：３０ 帰宅

信じるかどうかは、昨今の悲報を見て察して。