大学1年生のうちは、教員免許をとるのに必要な授業に参加する人が多いのですが、 学年が上がっていくにつれ、リタイアする人が必ずといっていいほど出ます。 ☆そして・・・、 大学3年生になると、「教科教育法」という授業があります。 (科目名の例) 「英語科教育法」「理科指導論」「国語科指導法」 「社会科教育法」「家庭科指導論」「美術科指導法」など →この科目は、テキスト開いて先生の話をきいてれば良い というものではありません・・・。 ※まず、中学や高校の50分の授業を想像し、 「自分だったら、こんな感じの授業をやってみたい!」というのを考えます。 そして、1人ずつ前にでて、 教科教育法の授業に参加している他の学生や、 教科教育法の授業の担当の先生が、 みんな見ている前で、 自分が考えた50分間の授業を実際にやってみて、 他の学生や担当の先生から、自分の授業を受けた感想をきく。 ・・・という科目です。 ※この宿題には、「正解」というものはありません。 そのため、手直ししようと思えば、いくらでも時間をかけることができます。 →ですから、例えば、 「教員免許なんて、いっらねーや」学生が、 バイトだ!サークルだ!飲み会だ!とバカ騒ぎしている時、 「教員免許とりたい!」学生は、 大学や町の図書館などで参考になりそうな本を探したり、 家に帰ってから、 「どんな感じの授業がいいかな?板書はどんな風にしよう? それとも、なにかプリント作って配ったほうがわかりやすいかな?」 ・・・などと、 いろいろ考えなくてはいけません。 →ですから、 ・絶対、教師になりたい! ・教育に興味があって、教育について勉強したい!!!学びたい!!!! ・・・という人でないと、 教員免許をとるための授業の学習は、苦痛にしかならず、 続きません・・・。 ※教育実習のため、大学の授業を休む場合は、公欠扱いとなりますので、欠席にはなりません。 →そのため、 単位も、きちんと、とれますので、 4年分の学習を、3年間で終わらせる必要は、一切ありません。 →そうじゃないと、 「教育実習に行く教育学部の学生は、 必ず、全員、留年し、 5年かけて、大学を卒業しなければならない」 ・・・という、 とんちんかんでおかしなことになってしまいます。 ☆教育大や教育学部の場合は、 あくまでも、 「小学校免許を取得して、小学校の先生になる」ということを、 メインの目的にしている大学が多いです。 (例)文教大学教育学部社会専修の場合、 「小学校免許と中学社会免許の両方を、必ず取得しなければ、 大学を卒業させません」 ・・・となっています。 →なので、 例えば、 「社会(日本史・地理・世界史・現代社会)について、いろいろ学びたくて、 教育学部社会専攻に進学したのに、 なんで、 ・4分音符と8分音符と16分音符の違い、ピアノ演奏のやりかた ・玉止め、玉結び、まつり縫いなど、裁縫や、ミシンの使い方 ・アルコールランプの使い方、アルコールの補充のしかた ・水泳、鉄棒の逆上がり ・図工の作品制作 ・書写、書道、お習字 ・・・とかも、 やんなきゃいけないの? こんなの、社会教師には、全然関係ないし、 いらないじゃん!!! でも、こういった実技教科も、ちゃんと全部1通りきちんと勉強して、できるようにしておかないと、 小学校免許がとれなくなっちゃうから、 卒業できず、留年になっちゃうし・・・。 その代わり、 社会に関する授業は、 4年間の合計で、たったの12科目しかなくて、 基礎的なことだけ、1通りさらっとやってオシマイ。 こんなんで、いいの・・・? 少なすぎじゃない・・・? 「日本史・地理・世界史・現代社会について、いろいろたくさんいっぱい学べそう!」と、思って、 わざわざ、せっかく、教育学部社会専攻に進学したのに、 入学する前に想像してたのと、全然違った・・・。 こんな大学、来なきゃ良かった・・・(泣)」 ・・・と、 後悔することになってしまえば、 ものすごくもったいないので、 とりあえず、まずは、 いろんな大学のパンフレットを取り寄せて、 調べましょう。
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ザックリとした解釈で良いのであれば、教員免許を取らない人に比べて免許を取る人の方が、全体で見て1.3倍程度の勉強量になります。 これは卒業するのには124単位以上が必要ですが、免許の為にはこれとは別に30単位程度が必要になるので、勉強量が増えてしまうからです。 ただし、実際の勉強量から考えると、取らない人よりも1.5倍程度のペースになります。 これは4年次の前期に最大1ヶ月程度の教育実習が行われるため、大学の講義が受講できない為です。 なので4年次前期は事実上何の単位も取れなくなるので、4年次の単位を1~3年次に前倒しでやっておく必要があります。 このため1.5倍程度のペースになる訳です。 なお、教員を目指して居る人に話を聞くと、1.5倍とかではなくて、3倍や5倍、10倍程度の忙しさっていう話も出ます。 これは本当です。 さっきの1.3倍の勉強量で1.5倍のペースっていうのは、"教員免許を取る"という事だけです。 教員免許を取った人だけが、教員採用試験に挑めます。 これに合格しないと教員にはなれません。 受験している人は全員免許保持者な訳です。 教員採用試験は検定のように60点取ったら合格とかそういう方式ではなくて、採用人数が決まっているので、上位何人に入ったら合格。という方式です。 このため自分が過去最高点を取れたとしても、他の受験生がそれよりも1点でも上回っていれば落ちる可能性があります。 なのでどれだけ勉強しても、大丈夫というラインは無いんです。 このため教員を目指して居る人はひたすら勉強です。 これが忙しいんです。 ちなみに教育学部の人の場合、卒業用の124単位の中に全部免許用の単位が含まれています。 なので勉強量は増えません。 このため、124単位を取る所までは一緒ですが、一般学部の学生が免許用の30単位程度を取っている間の時間を、教育学部ったら採用試験の勉強に充てられるんです。 この状態で得点勝負なので、この微妙な差が結構大きな差になったりはしますよ。 免許を取る。というだけならちょっと頑張ればOKです。 が、教員になる。という事はかなり大変です。 なので免許を取ってどうしたいのかって事を踏まえて色々考えてみて下さいね。 ちなみに・・・ 免許を取って就職する。というのは普通は考えないでください。 というのも、さっきも書きましたが、4年次前期に教育実習があるんです。 教育実習は規定時間が決まっているので休めません。 ちなみに一般学生は、4年次前期は就職活動です。 つまり、教育実習のせいで就職活動は物凄く制限を受ける事になります。 なので免許を取るのであれば、教員を本気で目指さないと色々ヤバい事になりかねないです。 とりあえずは仕組みとしてはそんな感じですね。 長くなりましたがとりあえずはこの辺で。
教育学部(旧学芸学部系のもの。各地の国立大学にある)は小学校教員の養成が中心。 旧帝大系の教育学部は「教育学」という学問をやるところで、教員を養成するところではない。 中学校、高等学校の教員免許を取るのは、教育学部以外の一般の学部が普通。どこかの「教育学部」に入って中学・高校の教員免許をとろうとしたら、その方が大変。 「教育学部」という名称から、教員を養成している学部と勘違いする人が多い。
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