http://kaigainews.com/archives/92 覆面姿の若者が投石 フランス各地では4月28日に労働法改正に対するデモ活動が実施され、一部の参加者が警官隊と衝突した模様です。投石などに対して当局は催涙ガスを使用するなど、過激な応酬が続いています。 フランス全土での参加者は合計で17万人と見積もられており、大規模なデモになっています。 【4月29日 AFP】フランス各地で28日、労働法改正案に反対する抗議行動が行われ、参加者と警察との衝突に発展した。ベルナール・カズヌーブ(Bernard Cazeneuve)内相によると、首都パリ(Paris)では警察官24人が負傷、うち3人が重傷を負った。 パリでは、覆面姿の若者らが瓶や石を投げつけ…記事を読む 発端は労働法改正案 今回のデモの発端となったのは、政府が成立を目指している労働法の改正案です。改正案と言っても、労働者側からすれば明らかな「改悪案」であるとして、反対する政党を中心に反対運動が展開されています。 現在のフランス労働法はとても労働者に優しい内容となっており、例えば一週間の標準労働時間は★35時間(日本は40時間)に規定され、★年間5週間にわたる有給休暇の取得が定められています。日本でも有給休暇の規定はありますが、長く働いている人でも労働基準法で定められた日数は年間20日です。しかもその取得率にも違いがあり、★2013年の資料では日本の有給休暇取得率は39%と4割にも達していません。それに対してフランスの取得率は100%という驚異的な数字となっております。もちろん国民性の違いはあると思いますが、このように労働法によって労働者が手厚く保護されていることから、★フランスは世界で4番目に労働時間が短い国であるという調査もあります。 2016年2月に発表された改正案では、この労働法を改正してもっと企業に有利にしようという内容となっています。 海外の面白ニュースを日本語で伝えるサイト ホーム事件 フランスで労働法デモ!市民は何に怒っているのか? 2016/4/29 2016/5/10 事件 フランス各地では労働法の改正案に対する大規模デモが発生し、100名を超える逮捕者が出ています。 ____________________ 日本の若者はおとなしいからね
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