解決済み
成人後見人の指定についての質問です。 親が認知症なので成人後見制度の利用を考えているのですが、聞くところによると後見人に指名されるのはほとんどが弁護士や司法書士だという話があります。そうしますと費用もかかりますし、結局は他人なので親の資産の使い方が制限されたり、場合によっては 自分たち(弁護士や司法書士)の都合のいいように財産を使われかねません。 親族が後見人になるのは現実的には難しいのですか。
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財産の多寡によります。 後見人の報酬がでないほど少ないのに、専門職後見人を選ぶ場合というのは、家族からの虐待があるケースだけです。 親族後見人を選ばないのは、使い込みを防ぐためです。 専門職後見人の使い込みがニュースで流れることがありますが、親族の使い込みはその10倍以上で、表に出ていない(ばれていない)のは数十倍でしょう。 >結局は他人なので親の資産の使い方が制限されたり、 他人かどうかは関係ないです。それなりに何をするべきか何をしてはいけないかの研修を受け、またほかにも後見人を抱えていて(経験があり)、同じ団体のメンバー同士の情報共有や団体からの監督もありますから、後見業務として適正な使い道ができるかどうかは、親族後見人の感性よりも客観的なことは確かだと思います。 あくまでも「ご本人の利益」を最優先に考えますので、御親族の有利になるとは限りませんが。 >場合によっては 自分たち(弁護士や司法書士)の都合のいいように財産を使われかねません。 それは「ない」という前提で選任されます。あくまで、ご本人(だけ)の利益を優先します。 正直、後見を「業務」として考える立場からみると御親族の後見に対する考え方はギャップがあります。そのあたりは、話し合いを重ねていくしかないと思います。 >親族が後見人になるのは現実的には難しいのですか。 これは、お住いの地域にもよりますので一概に言えません。 御親族でも後見人になれますが、東京では、ある程度の資産がある場合、親族後見人+後見監督人(司法書士)、親族後見人+成年後見支援信託の利用、になります。 不動産売却や裁判がからんでいるようなケース、親族間で後見人をつけることについて争いがあるケースなどでは、弁護士や司法書士が選任されるケースが多いです。
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