私の大学の法学部の教授が講義で『この前編入試験(社会人入試だったかも)を受験してきた人が面接で、司法書士になるために来た…

Question

私の大学の法学部の教授が講義で『この前編入試験(社会人入試だったかも)を受験してきた人が面接で、司法書士になるために来たと言っていたのでやめとけと言った。今は司法書士よりも不動産鑑定士の方が良い。それまでに宅地建物取引主任者、マンション管理士の資格を取得することを勧める。』というようなことを言っていたのですが、本当ですかね？

不動産鑑定士を取れたら確かに良いですが、その前の宅建よりも行政書士取っといた方が稼げると思いますし、司法書士目指しても良いような気がするのですが。
これについて皆さんはそう思うか、違うと感じるのか意見を頂けませんか？
ちなみにこれは６年前位の話なのですが、事情は大分変わっていたりするのですかね。

Answer 1

『司法書士よりも不動産鑑定士の方が良い』
本当ですかね笑
鑑定士取っても不動産業でそれなりに良い経験を積んでないと良い就職先なんて無いですね。
つまり無くてもいいんです、鑑定やりたい物好きな人が取る資格であって稼げません。今時、独立も難しいんです。
大学出て入った業界で実力つけた方がずっと年収は高いと思いますよ。
司法書士が鑑定士より悪いって相当なことです。
昔は経済が成長してたし資格者が少なくて稼げたかもしれませんが、今の時代、資格取ったって余程の営業力が無ければまともな収入にはなりません。
大学の先生は世間を知らないんでしょうね笑

Answer 2

もともと日本の３大資格と言われる「不動産鑑定士」、確かに司法書士よりは安定しているかと思います。
主な仕事は土地の評価等で、例えば銀行の競売時の評価などの依頼がメインの仕事です。以前は平均年収１２００万円と言われていましたが、近年は平均９００万円代かと思います。

もともと司法書士は平均年収８００万円前後と言われていましたが、近年は資格者の飽和状態で平均年収は６００万円ぐらいですかね。

行政書士や宅建はそこまで平均年収は高くないですよ。
資格試験自体が上記より簡単ですからね。

何れにしてもどの資格も飽和状態ですので、各資格者のグループを作り、お互いに仕事を回す感じです。

Answer 3

行政書士が一般法で、
残りの士業が特別法というイメージだけど。
行政書士が、一番広いから、
客付けだけして、仕事回してピンはねできる、
一番強い士業じゃないの。

Answer 4

大学の法律学者がいろいろな国家資格の事情に通じているはずがありません。
資格を取った後の事情どころか、その資格の受験科目すら何も知らないのに。
そもそも不動産鑑定士試験お試験科目に、
経済学、会計学、不動産鑑定理論（←これも経済理論の一種）と自分の専門でないものが多数あるのに、法律学者が何を知ったかぶりして言ってんのって感じです。

司法書士という資格自体は、仕事が先細りの業種なので、将来独立開業するというようなことでは止めた方が良いです。
学生の自己啓発なら良いでしょうが、それでも、やはり、司法書士試験は、不動産登記法や商業登記法などの技術的な法律がメインですし、登記書式などは、知識を勉強して知っていても、社会に出てから何の役にも立ちません。司法書士になったときにのみ役に立つものです。なので、自己啓発のためということでも、お勧めはできません。

行政書士も、試験科目がかぶるため司法試験受験生で受けている人が多いようですが、司法書士ほど特殊な法律とかの試験ではないし、教養試験のところは、公務員試験の勉強にも通じるのでやる価値がないとは言えません。

宅建は、宅建特有の宅建業法とかがメイン科目にありますが、行政書士より受かりやすいので、成功体験を得るためには有効です。逆に、宅建試験に刃が立たないようであれば、資格試験を受けると言うことは止めた方がいいです。
信託銀行や不動産会社に就職すれば、強制的に受けさせられる人が多いです。

不動産鑑定士試験は、法律・経済・会計にまたがるので独学は無理ですが、
試験の難易度も高いので、受かっていれば、就職活動で受けは良いでしょう。
信託銀行や不動産会社大手では、会社の命令で受験させられることもある資格です。
ただ、独立開業してということになると、
そもそも、資格業自体が先細り傾向にあり、不動産鑑定士もその中にあるのでどうなんだろうという感じです。
不動産鑑定事務所は、民間の依頼はほとんどなく、公的評価（地価公示、地価調査、路線価、固定資産税評価）で食っている事務所ばかりなので、将来的な国の政策が変更すれば、一気に仕事がなくなるおそれがあります。