解決済み
大学受験を控えています。将来京都大学院の臨床統計家育成コースに行きたいのですが、大学の学部情報系と生命科学系のどちらが良いでしょうか。第一志望は阪大工学部応用自然科学に決めていますが、センター次第では京都府立、京都工芸繊維、大阪市立を考えていて、学部をどうしようか迷ってます。もともと遺伝子学系の研究をしようと進路をしぼっていたのですが、心理学の統計や人工知能等の情報系にも興味があったのと本当に白衣を着た研究がしたいのかという葛藤もあり、製薬の臨床統計という業種を知ってとても魅力を感じました。時期も時期で自分としてはこのまま生命科学系で進学しようとおもっているのですが大丈夫でしょうか。あと京都府立の環境情報学では主専攻副専攻で生命系と統計が学べるのでしょうか。
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臨床統計家として活躍されたいとのことですが、この分野は医学系(臨床医学寄りです)と数理系(統計学寄りです)の複合分野になり、これらを学部段階で教育している大学はほぼないと言えます。日本にはこの分野の人材が極端に少なく海外に大きく遅れていることから、東大と京大にこのような大学院レベルのコースが設置されました。 問題は、学部段階で上述の医学系と数理系のうちどちらを専攻しておくのが得策かということに尽きると思います。質問者さんは、生命科学系を考えているようですが、これは医学系のうち基礎分野に相当します。この分野から進学する人もいると思いますが、上述2分野について大学院でいちからの勉強になってしまいます。もし、学部段階で数理系に所属していれば、統計学の理論についてほとんどの勉強を終えていますので、大学院のカリキュラムが良く理解でき、研究が非常に進めやすくなります。 余談ですが、あるセミナーで「医学を勉強してから統計学を勉強するのと、統計学を勉強してから医学を勉強するのでは、どちらが容易でしょうか?」と質問された方がいましたが、臨床の先生方もそれ以外の出席者も「それは後者でしょう」と答えられたことがあります。私自身も全く同感でした。 現在、阪大工学部に合格できる学力があるのでしたら、基礎工学部の情報科学科から数理科学コースへ進むことをお薦めします。そのまま大学院へ行っても良いですし、京大の臨床統計家育成の院へ行っても良いでしょう。入学後、人工知能等の研究に進みたいとの方向が明確になった場合には、計算機科学コース か ソフトウェア科学コースに進むこともできます。 こちらの方が、将来への選択肢が多くなり、いずれに進んでも勉強・研究がやりやすいのではないかと思いお薦めします。
なるほど:3
大学に入ることが目的ではなく、大学、大学院を卒業した後、どのような仕事をしていきたいか、というところを考えないといけませんよね。 それが今の時点で明確であればあるほど決めやすいとおもいます。 それがまだ決まっていない、ということなら、「選択肢の広いほう」で考えていくのが得策ではないかと思います。 選択肢の広さという観点では、「統計をきっちり学ぶ+それに生命科学の知識を加える」方が選択肢は広そうに思います。このような人材の方は貴重ですし、これからの世の中さらにニーズは高まるのではないかと思います。
滋賀大学のデータサイエンス学部も調べてみてはどうでしょうか。 カリキュラムの中には実際の医療データを用いた演習もあります。 統計は使わないと使えるようになるのが難しく、独学では限界を感じますが、生命科学分野はデータの解釈だけであれば暗記だけなので、都度独学でも何とかなると思います。
生命科学を選ぶくらいなら情報系にしてほしいです。生命科学は朝から晩までピペット操作の繰り返しで技術は身につきません。プログラミングは何処にいても役にたちますが情報系の学科に入ったとしても身につくとは限りません。講義を頑張って聴いてもなんとかなるものでもないです。 思い切って学部は就職の良い機電か生命科学よりも系統だった化学を学んでみてはいかがですか?その後から京大の大学院を考えましょう
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