解決済み
加計学園獣医学部を受験しようと考えています私の将来の夢は獣医です。今高校3年生なのですが、最近話題になっている加計学園の獣医学部が設立されたので受験しようと考えています。 ここで取らぬ狸の皮算用なのですが、仮に受かったと考えてのことです。 ネットなどで加計学園の獣医学部についての反応を調べると「あまりにも底辺が集まる学部になる」 「定員割れ待った無し」 「仮に卒業し、加計学園という名で開業しても客は行きたがらないし、周りの獣医師に嫌悪を抱かれる」などと酷評の嵐です。 自分は定員割れは1年目ですので、学校側も完全に防いでくると思い問題はないのですが、 確かに今までの獣医学部の入試と比べると簡単な難易度、更にはニュースで取り上げられすぎたために完全にアウェーな学校になると思います。 しかし、獣医になりたいと思うなら国家試験に受かりさえすれば、こんなことを書くのもなんなのですが学校の種類は関係ないと考えています。 ですが、先ほどのネットの反応を見てると自分の中で加計学園に行かない方が良いのではと思い始めました。 自分の人生です。自分で決めないといけない事はわかってはいますが、皆さんの意見を聞かせてもらいたいのです。 学校の種類は関係がないと考え、将来に加計学園卒と言われ、大変なことになる可能性を覚悟するべきでしょうか? それともまだ設立してないために、ネットの反応ではオーバーに書きすぎでるだけでしょうか? 私はそれでも加計学園にいくべきなのでしょうか?
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カリキュラムの問題もありますから、まず第一志望としては他の獣医学部を選択する事をオススメ致しますが、最終的な選択は質問者様自身の選択となります。 基本的には、加計学園卒だからという理由で就職に直接不利になる事はあまりないでしょうが、加計学園の獣医学部新設の目的の1つは「畜産系の獣医師不足」の解消ですから、「畜産系の獣医師」以外の進路を希望しているのであれば、就職に影響がある可能性もあり得ます。 新設の目的は、「畜産系の獣医師不足」の解消ですから、当然そこの卒業生は「畜産系の獣医師」となる事が求められます。 その期待に反するというのであれば、「加計学園の獣医学部に入学した目的」を、説明できなければ、就職の際に影響がある可能性がある訳です。 「既存の獣医学部」ではなく「畜産系の獣医師不足」の解消を目的とした加計学園の獣医学部に入学した理由を説明する必要がある可能性があります。 また、実績がない訳ですから、卒業生のレベルは未知数となります。 獣医師免許を取得している以上、最低限の腕はあると言えますが、それがどの程度の腕なのかを量る物差しがありませんから、実績のある既存の獣医学部の卒業生を優先的に採用する可能性もあり得ます。 基本的に、動物病院は個人経営ですから、1つの動物病院での採用枠は殆どありません。 自ら動物病院を開院するのであれば、話は別ですが、「畜産系の獣医師」を希望しないのであれば、ある程度の苦戦は覚悟した上で、加計学園の獣医学部に入学するべきだと思いますよ。 カリキュラムの問題も上記しましたが、獣医師免許および試験に必要な知識/経験を得られない可能性もあり得ます。 既存の獣医学部以上に努力が必要な可能性があるという事であり、それを行うくらいなら、初めから既存の獣医学部に入学された方が良いと思いますよ。
成績の良い学生はリスクのある理科大を選びませんし、既存校で将来が約束されている優秀な教員は、この学校には来ないでしょう。よって、理科大は、学生、教員の質で、獣医学部の底辺になると思います。50年以上の歴史の差は、そう簡単には埋まりません。 理科大に行ってまで、獣医になりたい人の多くは、小動物臨床希望ではないでしょうか。もともと、それに目を付けた加計学園のビジネスですから。ご存知のとおり、小動物臨床は完全に過剰な状態になっています。新卒だけでなく、公務員や民間企業を退職して開業する人もたくさんいます。さらに、今回の新設で、この状態に拍車がかかると思います。既存大卒の開業獣医は、理科大の新設を快く思っていないでしょう。理科大卒だと、この業界の中では、完全アウェイになる可能性が高いです。卒業後は、最初は見習いで動物病院に勤務する人が多いですが、受け入れ先探しでも苦労するかもしれません。 人気の無い地方の公務員であれば、それほど問題ないかもしれません。大手企業の研究員は、かなり厳しいです。よく考えて進路と学校を選んだ方が良いと思います。
獣医学部が、底辺が集まる学部になる、定員割れ待った無し、なんてことにはなりません。 獣医や生命科学の研究や就職を目指す学生は大量にいるわけで、自然と適当な難易度が設定されますよ。 また、加計学園だからどうこうなんて、6年後にはみんな忘れていますよ。 ネットの反応なんか、そもそも相手にしてはいけません。 ネットは不正確な情報、ウソ、誇張ほど上位に上がってくる構造的な欠陥があります。 (論拠を伴った合理的な説明ならば、多少は信用に値しますが、それをきちんと見抜くのは大変で、見抜けるスキルがあるのなら、ネットなんかを頼らなくて判断できるわけです) ただし、新設校なので、教員の質が不安であること、また運営が慣れていないのも不安材料ではあります。 一方で獣医学部ってのはどこも小所帯の学部ですから、面倒見が悪いとか、知らぬうちに置いてけぼりされてしまうようなことは無いでしょう。 また、地元愛媛の自民党系国会議員が言っていたのですが、加計学園獣医学部の校舎の近くには、うたい文句である畜産の飼育施設がないと指摘していました。「畜産系の獣医師」の育成に力をいれるのなら矛盾していると批判していました。 これは本当か確認したほうが良いでしょう(まあ、どこかに畜産の実習を行える飼育施設があるんでしょうけど) あと加計の設立趣旨は「畜産系の獣医師育成」だけでなく、新薬の開発のような生命科学関連の従事者を養成する、ともあったはずです。 畜産に特化しているわけではないです。 そして新設校の最大のデメリットは、先輩がいないことです。 他の大学であれば、6年生まで先輩がいるわけで、大きく違います。 大学では先輩の存在が非常に大事で、先輩に講義コマの取り方や、おすすめの教本や勉強についてのやり方を教えてもらうことで、勉強や学生生活がスムーズに行きます。 先輩がいなければ試験の出題傾向や、教員の性格や学生に求めてくるレベルも判りません。 比較的に入りやすいといっても、別に定員割れで誰でも入学できるわけではなく、また既存の学校で学ぶより苦労や不利な点がありうるわけで、楽に入れるというメリットが意味を無くしてしまいます。 しかし冒頭に書いたように底辺になることはあり得ないので、合格したのなら粛々と国家試験に受かるように勉強すれば良いだけで、個人の努力の問題でしょう。
なるほど:3
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