解決済み
大阪市立大学建築学科志望の浪人1年目の者です。具体的な意見を聞かせて欲しいのですが、 建築学科の大学院とは具体的に何を学ぶのですか? ひとそれぞれだと思うのですが、大学院に行く利点というのはありますか? 自分は1級建築士の資格を取るのが目標です。 建築学科の大学の卒業すれば2級建築士の試験を受ける資格を得ることができるのは存じ上げておりますが、1級建築士の資格をえるためには2年間の実務経験を要するため大学院に行くと実務経験を積むことができなくなってしまうと思うんです。 まだ大学生ではないのですが、大学に通うまでには自分なりの将来設計というのを大まかでいいので立てたいんです。 ぜひ、建築学科の方でご意見願います。
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質問の順を逆に回答したほうがいいと思いますのでそうします。 1 大学院の利点 一級建築士受験に必要な実務経験の年数には、 インターンシップが 4単位以上で1年 14単位以上で2年 に換算されます。 マトモな大学院ならば2年で修了すると、その年の一級建築士試験を受験できます。 建築士において、一般的なエリートコースは大学院を経て25歳になる年度で一級建築士合格です。 2 大学院でやることの例 私は大学院4校で指導をしていましたので、そこでの内容を挙げておきます。4校とも内容に大差はありませんが、課題に対する成果の量や質が異なります。 課題(4~6単位) 必須1 事務所ビルとマンションそれぞれの電気設備設計(基本的に建築主の立場の物件) 必須2 TOTO又はLIXIL 必須3 ダイキン又はロスナイ 自由選択 エレベーター、消防設備、弱電など ・意匠は一切やらない ・他の教員と被らないように、 意匠の基礎として手描きのパース100作又は模型20作 構造の基礎として数学、物理学、化学の応用理論 などを選択(副指導ならば選択必修、主指導ならば全必修) 以上のとおりです。 大学院の中でも建築や土木などの建設系は国交省の技官出身の教員がかなり居て権威的です。官僚力学から考えて、建設省以来の2流官庁である国交省が3流官庁の文科省の言うことをきく必要がないので、圧力ならば国交省本省のほうからのが直撃していると思います。 言い方を代えれば、文科省のおサイフの中で、国交省のやりたいように教育をするというのが建築学科や土木学科などの現状です。 何か他に知りたいことがあればどうぞ。
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