次の資格で難易度はどうなるでしょうか。 １）医師国家試験 ２）司法試験 ３）国家公務員1種 ４）公認会計士 ５）その他…

Question

次の資格で難易度はどうなるでしょうか。
１）医師国家試験 ２）司法試験 ３）国家公務員1種 ４）公認会計士 ５）その他超難関国家試験
分かる方教えてください。

Answer 1

各試験の受験者層や受験制度が違うので単純比較は難しいですね。

この中で医師国家試験は国家試験そのものより受験資格を得るための医学部入試が事実上の障壁になっています。ご存知のように医学部といっても超難関の旧帝大からそれほどでもない私大まで数多くあり難易度は幅広くなっていますので他の資格と難易度比較はできないでしょう。

次に司法試験ですが制度の過渡期で評価が難しいとはいえ文系最難関であることに変わりはなく、易化したといわれる新司法試験でも他の法律系資格より簡単ということはありません。司法書士の方が難しいとの評価をされている方もいますが、司法書士試験は司法試験や公務員試験、会計士試験に比べると受験者層の学歴が低い傾向にあることを考えれば、合格率だけで難易度は評価できないものと思われます。

また、国家公務員１種は区分により難易度が違うので一概には言えませんが、最も数の多い法律職の場合、司法試験と同等の難易度と考えて差し支えないと思います。旧司法試験時代は両試験の併願者が多かったことが示すとおり、受験者層もほぼ同じです。

公認会計士は経済系資格の最難関ですが受験者層の学歴が司法試験、国１に比べるとやや低いこともあり両試験よりは難易度は低いと考えられます。そうは言っても商業系に弱い旧帝大出身者が少ないだけで、一橋・神戸大クラスの国立大出身者、早稲田・慶応大クラスの出身者が大挙して受ける試験ですので簡単な試験というわけではありません。なお、税理士は税理士試験そのものは難関試験なのですが、様々な試験免除方法があり資格取得は容易です。

以上から、司法試験＝国家１種＞公認会計士＞その他の国家試験になるかと思います。

最後に、ここまで書いておいてなんですが、難易度が高い方が良い資格なのではなく、自分のライフプランあった資格が最良の資格だと思いますよ。

Answer 2

最近の資格についてはかなり詳しい自信があります。おそらく以下で間違っていない
と思います。
医師国家試験については分かりません。これは医学部卒業生限定なので
比べるのも難しいです。

一番難しいのは司法書士(合格率３％）だと思います。
専門学校でもこの試験の方が一番苦労しています。
司法試験がロースクール義務化となるので、さらに難易度も上がるかもしれません。
もうすぐ廃止となる旧司法試験の難易度も１位タイかもしれません。

２位は弁理士（合格率６％）ではないでしょうか。昔の超難関時代に比べると
難易度も下がりましたが、まだまだ難しいです。受験者も東大生が最も多い資格試験ですし。
但し、今年から試験制度が変わりました。これにより難易度に変化が出るかもしれません。

３位グループとしては、公認会計士（合格率１５％）、税理士（１０％弱）、新司法試験（３０％弱）等がくるのでは
ないでしょうか。公認会計士は専門職大学院や試験制度の変更で昔に比べるとかなり難易度は落ちていますね。

国家試験Ｉ種も最近人気が下がってきていますね。まぁ国Ｉは試験に区分がありまして（理Ｉとか心理とか・・・）
人気のある区分はかなり難しいです。平均で考えると３位か４位くらいに属すると思います。
http://www.jinji.go.jp/saiyo/saiyo03.htm#19

新司法試験についてですが、弁護士就職難と呼ばれるように難易度はかなり下がっています。
但しロースクール義務化なので「資格取得年数」は長いかもしれません。
難易度＝時間ではないという事です。
まぁ新司法試験も難易度を上げる可能性は考えられます。

まぁ最近の現状や合格率等からの判断ですが、大学受験とは違います。
民事等なら弁護士、司法書士

知財等なら弁理士（弁護士も弁理士になれますが、弁理士と対等に仕事を出来る人は極めて少数です）

会計等なら公認会計士、税理士（会計士は税理士になれますが、やはり特定の分野は税理士が強いです）

仕事が全く異なります。勉強内容も異なります。あまり比べる意味はないと思います。

余談、国家資格ではないですが、アクチュアリーという経理系の試験があります。
おそらく会計士、税理士よりも難しいです。需要もかなりあります。