飛行機に搭乗する乗客の男女比が極度に男性に偏っていた時代に「CAやグランドスタッフは女性の仕事」という考えが定着したからではないでしょうか。 平成19年ですら、平日の搭乗客の65%は男性ですが、昭和46年頃の平日なら9割が男性でそのうち半数以上は役員クラスだったそうです。こういう層に訴求するのは、若くて容姿端麗な女性ですから、CAは女性に限る、ということになったのだと思います。そんな時代が続けば、就職する側もCAは女の仕事、と意識するようになるのも当然です。LCCができるまでは、国際線の一部の路線に乗らない限り、男性CAを見る機会もないのだから、CAは女だけなんだと思うでしょうね。 乗客の側も、CAという職業に対する見方はやはり「機内で飲み物を出したりするサービスをしている人」という日本人客が多い気がします。だからこそ、茶の出し方が丁寧じゃないと怒鳴り上げる男性がいたり、膝をつかなかったと怒り出すおばさんがいたり、どたどた歩くCAがいるとわざわざつぶやく人がいたりするのでしょう。そういう乗客が多いなら、航空会社も女性を雇い続けるしかありません。 2013年時点まででJALやANAに男性CAの採用実績はありません。求人時には男女の別はありませんが。もっとも、JALにもANAにも男性応募者はいたそうです。
< 質問に関する求人 >
グランドスタッフ(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る