ヤクザの組に就職したいのですが、ある組で面接を受けた時、幹部の方から「この業界で生きて行くには、カタギさん以上の努力と忍…

Question

ヤクザの組に就職したいのですが、ある組で面接を受けた時、幹部の方から「この業界で生きて行くには、カタギさん以上の努力と忍耐、やる気が必要」と聞きました。そんなもんでしょうか？わたしはてっきり、いいスーツ着ていいクルマ乗り回して、小遣いもたっぷりのカッコいいヤクザを想像していたんですが…。

Answer 1

はい、そうです。だってヤクザになったからと言ってすぐにいいスーツ着ていい車乗り回せて小遣いたっぷり貰えるわけじゃないですから。

そもそもヤクザってコンビニなどのフランチャイズチェーンみたいなものです。「○○組」の看板を貸してもらえますけど、自分でしのぎ（稼ぎ）を見つけてこないとなりませんから。稼げなければ生活していけませんし、稼ぎに応じて組に上納金（フランチャイズ料みたいなもの）を納めないとなりません。

自分で頑張って努力していっぱい稼げればいいスーツを着られますし、いい車を乗り回すことも出来ます。組からお小遣いはもらえません。

組事務所に入ったらまずは電話番とお茶くみ、組長や幹部の運転手業務から始めるみたいですね。

あと、ヤクザには休みがありません。２４時間３６５日営業。日曜日だろうと早朝や夜中だろうと呼び出されたら駆けつけなくてはなりません。彼女とデート中でも関係ありません。旅行も自由に行けません。もちろん家族旅行も。

うちの会社に下請けで元ヤクザさんが来ていますが、仲良くなって話をしたり、ほかの社員と話していたのを聞いた限りでは、ヤクザをしていた時は小さな組事務所ですが、いい時は月５０～６０万円は稼げていたそうです（上納金抜いて）。もちろん車はとっかえひっかえ乗っていたそうです。刑務所で服役中に組長さんが亡くなったので「自分も５０歳近いし、ここらで潮時だろう」と思って足を洗って堅気になり、ツテを頼ってうちの会社に来ました。給料はヤクザをやっていた時の半分になりましたが、会社勤めなので勤務時間は決まっていますし、もちろん休みもきちんと取れるのでヤクザをやっていた時より今の生活のほうがいいと言っていました。「仕事が楽しい」って言っていました。規則正しい生活をしていたらヤクザをやっていた時より１５キロ太ったそうです・・・。つい先日も会社で健康診断ありましたが、私の顔見るなり「また太ったよ」って言ってました。うちの会社では下請けさんも一緒に社員旅行に行きます（下請け業者の社長がうちの社長と友達なので）が、ヤクザをやっていたときはどこにも旅行に行ったことがなかったので、２年前に初めて社員旅行に行ったときは大喜びしていたそうです。

ヤクザには自由がありませんがそれでもヤクザになりたいですか？今のヤクザは暴力団対策法（暴対法）の締め付けが厳しく、昔みたいに稼げなくなったそうですよ。

Answer 2

甘いよ、極道ほど厳しい世界もない

Answer 3

カタギよりお金に振り回される人生になりますよ。

Answer 4

いいスーツ着ていいクルマ乗り回して、小遣いもたっぷりのカッコいいヤクザがいたのは30年前の話です。

今のヤクザは作業着来て普通に仕事して軽自動車乗って発泡酒と牛丼で一杯やるのがふつうです。

よっぽど偉くなれば
ほどほどのスーツ着ていい車乗り回して、たまに子分にラーメンか安い焼肉おごってやるくらいはできるかもしれません。