愛知県の就活生です。

Question

愛知県の就活生です。僕は、長男であり、一人っ子で、父の建てた家に住んで居ます。
両親共、遠い県外から越してきて20数年間3人で暮らしてきました。
母は、先日還暦を迎え、父も今年、還暦を迎えます。
近くには、血縁関係のある親戚はおりません。

現在、内定が頂けそうな企業が、営業職での採用になりそうです。
第一志望は開発技術でしたが、席が埋まってしまったため？営業職で、再度最終面接を受けることになりました。

企業は、愛知県に本社のある世界レベルの大手です。

父と母の老後、自宅の将来などを考え、愛知県の本社勤務の出来る開発技術職を志望しておりました。
しかし、営業職となると、転勤は付き物です。
まだ、営業職について詳しくお話をしていないのですが、一般的に会社から転勤と言われれば、継いだ家があろうが、両親の老後の介護をしたかろうが関係ないものなのでしょうか。

会社からの、転勤の一言で、両親との死に目にも会えなくなり、両親がこの世を去った後であれば、家を潰すことも仕方ないものなのでしょうか。
とても疑問を感じます。

ただ、そういった事が、企業で働く上で当然の事なのか、どうなのか知りたくて質問させて頂きました。
よろしくお願いします。

Answer 1

日本の会社は基本的に転勤があることを前提に採用されています。転勤の無いいわゆる地域限定社員と言う制度がある会社もあります。
一般論では地域限定社員の場合、給与体系が異なり、昇進昇格も限定的であることがほとんどです。
限定社員で無い場合、基本的には転勤を断ることは出来ません。
但し、家庭の事情が考慮される場合もあります。
その場合、
・転勤時期の延期
・単身赴任(通常、単身赴任は妻帯者)を認め、単身赴任手当や帰宅旅費が月に1～2回出る
・転勤そのものの取り消し
の可能性があります。
前述の最初の2つはよくあることですが、最後の取り消しはあまり無いと思って下さい。
仮に取り消された場合、配置転換や昇進昇格にはまず影響あることは避けられません。
転勤大好き人間以外は転勤したい人はいません。
みんな色んな事情を抱えた上で転勤しています。
なので転勤拒否を認めると会社として収拾がつかなくなるので必ずペナルティがあると思って下さい。
また、バブル崩壊以降、大企業でも事業所の統廃合、企業合併や倒産で転勤の無い人でさえ転勤を余儀なくされ、泣く泣く退社している人も非常に多いです。
貴方の気持ちも分からなくは無いがそれが現実です。
転勤が絶対できないのであれば、転勤の無い地元しか無い中小企業に入るべきであり事実、有名大学の院卒でもそういう人は沢山います。
一流企業に入りたい
でも転勤はいやだ
転勤拒否で配置転換などおかしい
と言うのはワガママでしかありません。
降格配置転換を覚悟しておく必要があります。
最悪の場合、諭旨解雇処分になります。
ちなみに法廷闘争しても企業が
延期措置や単身赴任の条件を提示した上で転勤拒否した場合、きちんと考慮をしているために解雇処分を取り消しはされることはありません。