そもそも"通級指導教室の教員"って言うのはどんな教員の事を指していますか? と言うのも、"通級による指導"って言うのは普段は普通の学級に在籍しつつ、必要な時間だけ抜き出しで授業を行う事になります。 このため普段は普通学級に在籍している事になるため、通級指導教室に在籍している子どもの担任は普通学級の教員になります。 そう考えると通級指導教室の時だけ出てくる先生の事でしょうか? さて、話は変わって、そもそも"特別支援教育免許"と言う物は存在していません。 存在している物で名前が近そうな物としては、"特別支援学校教諭免許"です。 ただ名前が示す通り、特別支援学校用の免許です。 普通の学校にある特別支援学級や通級のための教員免許って言う物は存在していません。 このため特別支援学級の教員であっても、普通の免許保持の教員が行っています。 (特別支援学校教諭の免許を持っている教員も居たりしますが、これは偶然免許を持っていたと言うだけで、無ければ出来ないと言う物ではありません) なので教員免許はその学校の教員免許を持ちつつ、偶然特別支援学校教諭の免許を持っているかどうかです。 ちなみにそもそも普通学校の免許を取る場合には、特別支援に関する内容が必須です。 昔免許を取っている人は確かに習っていないかもですが、最近免許を取っている人は最低限は特別支援の勉強はやっています。 理由は前述のように特別支援学級などの担当になるからです。 なお、そもそも学校の授業って、必ず教員免許が必要と言う訳ではありません。 道徳や総合学習、小学校の外国語活動などは教員免許は無くても誰でも指導出来る事になっています。 だから道徳の時間におじいちゃんとかを連れて来て戦争体験などを語って貰う事ができるんです。 もうちょっと言い方を変えると、教員免許は教科指導だけに必要であって、別に教科指導でなければ誰が指導しても良いんです。 このため通級による指導についても授業とは関係なく特別支援的な事をやっている場合には、医師とか言語聴覚士とか理学療法士などが担当する事もありますし、ヘルパーのような障害に詳しい人が担当する事もあります。 これは学校や自治体などの考え方次第ですね。 とりあえずはそもそも特別支援教育免許って言う物が無いと言う事を踏まえて覚えておいて下さいね。
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