溶接機に交流と直流があるけど、どっちがいいですか、仕事で現場で使いたくて、溶接機を買いたいのですが、

Question

溶接機に交流と直流があるけど、どっちがいいですか、仕事で現場で使いたくて、溶接機を買いたいのですが、

Answer 1

溶接する材質は何ですか?
ティグの場合アルミが相手だとほぼ、交流になります。

Answer 2

アークスタートは直流の方が良い
アークの安定性（静かさ）は直流の方が良い
スパッタは直流の方が少ない
同じ出力なら直流の方が入力が小さい
二次ケーブルを長く伸ばしても直流は電流が落ちない
インバータ制御方式の直流の場合は重量が軽い

何を比較しても直流の方が優れていますが、直流は価格が高いのが欠点です。
そして直流は故障しやすいのも欠点です。

なにしろ漏洩変圧器という「トランスだけしか入っていない」交流アーク溶接機は構造が簡単で丈夫で安価なところが利点です。

誰が比較しても上記のようになりますが「現場工事」ですから下記のことも気にしてください。
※一次側の電気が発電機の場合は、インバータ制御の直流アーク溶接機を使うためには溶接機入力の３倍以上の大きさの発電機にしないと波形歪でインバータ回路が壊れる
※交流はケーブルを長く伸ばすとリアクタンスドロップという交流独特の不都合で電流が落ちやすい

でも普通はエンジンウェルダーにするものですけど・・・・・。