経理関係の資格試験で、緊張のあまり手が震えて字が書けなかったのですが、同じような経験をされた方はいらっしゃいませんか？

Question

経理関係の資格試験で、緊張のあまり手が震えて字が書けなかったのですが、同じような経験をされた方はいらっしゃいませんか？実は昨年は日商簿記2級、今年は建設業経理士2級の検定試験を受けました。第1問の仕訳では必ず漢字を書かなくてはならないのですが、手が異常に震えて字になりませんでした。
数字は何とかかけたのですが、漢字は左手で手首を抑えても震えは止まりませんでした。
恐らく精神的なものだと思うのですが、ツボを押せばすぐに治るなどと言う特効薬を教えて欲しいのです。

Answer 1

人間は、不慣れな場面や苦手なものにぶつかると緊張するものです。
例えば、トップアスリートは競技中は冷静なのに、テレビのクイズ番組などではガッチガチの顔面蒼白。大観衆に見られてるほうが、よっぽど緊張するはずなのに。

つまり、プレーには絶対的な自信があっても、学力や知識に全く自信がないのです。

簡単に克服する方法はありませんが、以上のことから考えて、対処法は２つ。

①慣れる。
学校を卒業してしまうと、そもそも「試験」という状況に出会うことがないので、その「不慣れ」な環境が緊張を呼び起こします。
漢字で手が震えたそうなので、スクリーニング（馴致）の意味で、楽勝で受かる（であろう）漢字検定の低い級を受けてみては？

②漢字力に自信をつける。
ご質問の状況だと、「漢字＝苦手＝緊張」の心理バイアスができてしまいそうです。
むしろ、「漢字＝自信」、アスリートにとっての十八番（おはこ）プレーにしてしまえば、緊張するどころか、「早く書きたい！」という気持ちになると思います。

あとは、月並みですが「深呼吸」ですね。
単なる気休め？ とんでもない！
腹式呼吸で、鼻から５秒かけて吸って、口から１０秒かけて吐き出す。
これを４、５回繰り返せば、心拍数が急激に下がることは、医学的にも証明されています。