..何かを「ススめる」という場合、 そこに「勧誘」のニュアンスが強ければ「勧める」、 「推薦」のニュアンスが強ければ「薦める」です。 ○「勧」は、「他人に働きかけて、何かをするように説く」「他人の意志を動かすように説く」意で使われます。 ..例えば、「入会をススめる」というときは、“勧誘”の気持ちがあるので、必然的に「入会を勧める」となります。 ..同様に、「芸術家になることを勧める」「入院加療を勧める」「引退を勧める(勧告)」「購入を勧める」などと用います。 ○「薦」は、「ある人や物事が採用されることを望ましいとして、他人に説く」意で使われます。 ..例えば、「良書をススめる」というときは、“推薦”の意が強いので、「良書を薦める」「議長になることを薦める」「薦められて立候補する」などと使います。 ○「奨」 ..「常用漢字表」の「奨」の音訓欄には、「ススめる」という訓は掲げられていませんが、一般には、「奨」は「学問を奨める・発明を奨める(奨励)」などと用いられ、「勧める」とほぼ同じ意味で使われています。似たことばの文字を重ねた「勧奨」という漢語もあります。 ・・・・・・『漢字の使い方ものしり辞典』(宇野義方監修・大和出版刊)、『言葉に関する問答集』(文化庁編集)などより 【参考】 ○「常用漢字表」(平成22.11.30・内閣告示第2号) http://kokugo.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/joho/kijun/naikaku/pdf/joyokanjihyo_20101130.pdf ............【音訓】.......【例】 勧..........カン........勧誘,勧奨,勧告 ............すすめる....勧める,勧め 奨..........ショウ......奨励,奨学金,推奨 薦..........セン........推薦,自薦 ............すすめる....薦める
「勧める」という漢字に、無理やり相手に押し付けてすすめる、という意味はありません。
「勧める」には、人がその事を行うように誘いかけるという意味があるらしいですよ。イメージとしては、「どうぞ」とか「いかがですか?」という感じですね。 「薦める」には、人や物などの良い点を述べて、採用を相手に促すという意味があるらしいです。「イチ押し!」とか「オススメ!」という感じで。
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