臨床検査技師の者です。 仕事内容が大きく違うので、どの分野に携わりたいかによって異なってくると思います。 ご存知の内容も多いとは思いますが、 放射線技師はレントゲンを使用できるので、多くの検査に携われます。レントゲンというと肺や胃のレントゲンをはじめとして、造影CTという精密検査や、心臓カテーテル検査というオペのような検査に携わることも多いです。また、MRIも多くの病院で放射線技師が行うことが多いです。 臨床検査技師は放射線は扱えませんが「検査」と言われるものはほとんどすることができます。尿検査、血液検査、心電図、超音波、病理、細菌検査等。この3職種の中では唯一採血もできる職種です。 患者さんに触れる現場ではなく、バックヤードで働くことも多いことも特徴かもしれません。MRIは磁気の検査なので検査技師もできますが、多くの場合放射線科に装置が置いてある病院がほとんどですね。 ちなみに超音波は放射線技師がやっている病院もあります。 臨床工学技士は機械を中心に扱う職種です。臨床検査技師の上位職種のような節もあり、工学技士の資格があると検査技師の受験資格があるのだったと思いますが、逆はありません。病院の様々な装置に関して責任を持っている部署で、管理や修理、扱い方の説明等行っています。オペにも入ることも多いですが、工学技士の仕事の大半は透析ですかね。 この3職種の中では唯一、血液透析時の穿刺を行うことが出来ます。 コメディカルと言われるようなこういった医療技術職は、一人の患者さんに対して様々な分野から協力してアプローチをしていく職業です。 肝がんが疑わしい患者さんに対し、検査科からは血液データや超音波検査結果、放射線科からはCT画像の結果、を情報交換したりします。 透析の患者さんでは透析前の心電図検査や超音波スクリーニングは検査科、透析時はナースと一緒に工学技士が活躍する、的な。 どの分野に興味があるか調べてみたらよいと思います。 ご参考になれば幸いです。
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