解決済み
昔からゲーム好きです。ゲーム会社に転職してうまくやっていけると思いますか?とくにドラクエが好きなので、ドラクエを作る仕事がしたいと思っています。ゲーム好きがゲーム会社に就職したら、やはり毎日が楽しいものでしょうか?その点を質問したいです。毎日、ゼルダやドラクエやFFを作れるから楽しいですよね?それとも遊ぶほうは楽しいけど、ドラクエを作る仕事はつらいのでしょうか?ゲーム好きでゲーム会社に入ったけど辛かったのでやめたという人はいますか?
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先んず考えるべきは「ゲーム会社に転職してうまくやっていけると思いますか? 」では無く、「ゲーム会社に転職出来るだろうか?」だと思う。
私も昔からゲームが好きでした。 ゲームというより、表現媒体として好きというか、 広大な世界と物語を含められ、さらにプラスして、インタラクティブに体験できる、というのは、この世の芸術表現のあらゆる中で最も自由度というか拡張性が高いなあと感じます。 だから、ゲームも映画もドラマもアニメも舞台も漫画も小説も絵画も音楽も大好きです。 ひょっとして社会人だったり、総務や事務や営業希望だったりするのでしょうか? 推測しかねますが・・・ どうせこのような場ですから、否定的な意見は枚挙に暇がないかと思いますので、 あえて逆を張りつつ、個人的な思想バリバリな回答をしてみたいと思います。 私も、世界的に知られるような有名タイトルをいくつか手がけた事があります。 業務も待遇もバラバラですが・・・ そのうちの幾つかは、名作として未だに語り草になってもいます! (私はモデラーやアートで、ゲーム性をどうこうする業務では無いので、絵がしょぼいかどうかには関係しても、ゲームが面白いかどうかは私にはどうしようも無いことなのですがw) 私個人についていえば、毎日が楽しくて仕方なかったです。というか、今もそうです。楽しくて仕方がないです。 有名タイトルに関わった時についていえば・・・ ミーハーな気持ちで、あの作品を作れる!という高揚感もありますが。 規模がでかく知名度が大きいと、影響力が多いです。 ネットでまことしやかにされている新作の噂を見てはニヤニヤしますし、 カンファレンスに出典してその反響が大きいとドキドキします。 海外の人の動画とかありますよね。自分が作った絵やモデルを見て、絶叫したり泣いたりするんです。わりかし誇りに感じましたw 既に期待されていたり、良いものである事が当たり前という扱いを受けているのですから、私自身は120%のさらに上を行くサプライズとクオリティを求めて作り続けていました。たとえ、どんな端役の仕事だったときもです。 TGSとかE3とかの前では、大体、どの企業も開発にターボがかかります。なんとかプレイアブルにしようとしたり、なんとか客の目に耐える作品にしようとして。 それは会社の株価を左右するビジネス上の重要なマイルストーンであるからかもしれませんが、 我々は知ったこっちゃありません。 我々が気にするのは、良いゲームにして、客を驚かせたい!その一点です。 モデラーは、自分のモデルが少しでもクオリティ高くならないか、見せても恥ずかしいものにならないか、必死で作ります。 アートは、上がったデータを実機に配置して、プログラマとモデラーと顔を突きつけあわせて、もっと良い絵にならないか必死で頭をひねります。 プランナーは、ちくちくと何度もプレイして、アセットの配置やキャラのパラメータを微調整します。 全ては良い作品のためです。いや本気で。 皆が感動する顔を見てこっちも喜びたいんです。 ダメだと言われても徹夜したい、もっと作りたい。金じゃねーんだよ馬鹿野郎!! そういう気持ちが生まれる瞬間を、私は何度も、自身の体験として経験してきました。 別に、有名大作に限ったことではありません。 どんな作品でも、私は作ることが楽しくて仕方ありませんでした。 それが、好きなことを仕事にするという事です。 私は、今の仕事に誇りを持っています。 次の人生があっても、多分、同じような事をするくらいです。 他の人達は、金のために仕事をするかもしれません。 残業が嫌でたまらないかもしれません。 アフター5に何をしようか、休日は何をしようか、 そう考えて平日を消費しているかもしれません。 私だって、金がもらえなきゃ仕事なんて一秒だってしたくありませんw でも私は仕事をしている時、ワクワクを感じます。 眠い時は眠いし、他にやりたい事があって早く帰りたい時は沢山あります。ムカつくことも死ぬほどあります。不当な業務命令があればすぐ労基に駆け込む姿勢です。 でもたまに、ずっと作っていたくて、終電が憎い時があります。 それが、好きな事を仕事にするという事です。 開発に携わる多くの人は、作品の根幹に触れられないかもしれません。 思いのままに作品を作る、というのは無理な話かもしれません。 開発の根幹により近い立場でも、 アートディレクターはディレクターの意図に左右され、ディレクターはプロデューサーの描くビジネスに沿わなければいけません。プロデューサーは会社の意向をないがしろには決して出来ません。 儲けを出さなくてはいけないから、結果として作品が貶められる事もあるかもしれません。 ゲームが、誰かの意志を完全に反映したものになることは、きっと今後も無いかもしれません。 やりたい仕事じゃない、しょうもない仕事ばかり押し付けられるかもしれません。 帰りたくても帰れない時がたくさんあるかもしれません。 安い賃金で、徹夜が当たり前みたいな状況になってしまうかもしれません。 どんなに好きでも、飽きがくるかもしれません。 いつか、辛さに好きが負ける時がくるかもしれません。 苦しいだけになる時がくるかもしれません。 いつか、大好きだったものが、大嫌いになってしまう時がくるかもしれません。 そんなものは、そうなってから考えましょう。 もしそうなったら・・で諦めるんだったら、 いつか恐ろしい不治の病気になって苦しむかもしれません。 いつか大震災で生き埋めになるかもしれません。 いつか日本の経済が破綻し飢えて死ぬかもしれません。 いつか隕石が頭上に落ちて死ぬかもしれません。 そうなった時の事を考えれば、いまのうちに生存を放棄したほうがよほど懸命です。 私の場合は、ただ大好きだったものが、 いつか、自分の人生を捧げるに足る道に変わりました。 月並みな言葉ですが・・・やらずに後悔するより、やって見事に討ち死にしたほうが日本人らしいんじゃないでしょうか。 人は大抵、未知に手を伸ばすより、既知を求めます。 真っ逆さまに落ちてしまうかもしれない崖っぷちを進んで、その先の楽園に行こうとするより、今いる地獄に安寧を求めます。 それは全くもって当然の事です。 ですから、将来の選択というのは、今自分がいる場所がどれだけ耐えかねるかにかかっているのかもしれません。 私は、大好きなゲームをやりながら、 「いいなあ、やれたらなあ。やれたかもなあ。俺ならこうするのになあ」 と思い続けるだけの一生は、死ぬより辛いです。
上手くやっていけないと思いますよ。 そもそも、ゲームを楽しむのと作るのとでは面白い部分が根本的に違いますので、 むしろプレイするのが好きな人程、止めた方が良いよ。と思います。 プレイしている所から、作る側に回るって言う事は、自分の好きな物にメスを入れるようなモノですからね。 この手の仕事は半数位の人が、待遇や労働環境が厳しいと辞めて行きますが、 その次に多いのが、思っていたのと違ったと言う理由です。 プレイするのと作るのとでは、それ位の違いが有ります。 それに、RPGを作りたいと言う人は非常に多く競争率が激しいので、 こんな質問をしているレベルの人には無理です。 毎年何千人もの人が、スクエニに応募して落ちていますから。 まあ、もう少し建設的な事を言っておくのなら、 とりあえず、RPGツクールでも買って、一本適当なゲームを作ってみて下さい。 例え下手でも、しっかりと体裁が整っている作品を完成させられるのなら、 作る側の適正があるかもしれません。
ゲームが作りたければゲームをやるより本を読め、と誰かが言っていました。 「ゲーム会社に転職」と言ってもその中で何をするかによって全然違いますし、ゲームが好きなだけでゲームが作れるとも思えません。
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