企業通訳をやっています。 そういったスクールが教えているのは【通訳・翻訳の技術】です。 正直、これなくしてこの業界で働くことはできません。幼い頃から複数の母語を持ち、技術を無意識に鍛えてるならまだしも、ほとんど【外国語として言語を習得している】わけですから、母語のように行ったり来たりができません。 行ったり来たりする術を教えているのがスクール。 ただ、稼げる通翻訳は【スキル+知識】です。 この世界、実力世界ですから【食べていけない・稼げない人】はただ単に「能力不足・知識不足」なだけです。仕事ができる人に依頼がいくのは当たり前、ただのバイリンガルレベルに通翻訳はできません。複数の言語ができれば通翻訳の仕事ができる――わけではないです。 大抵はその現実を知って「あ、私無理だわ」と気付くんです。 現場は【専門知識ありき】ですから、エンジニアリングやビジネス用語ができない人などは仕様書も訳せないし、経済の欠片もわかりません。わからないことは訳せるわけがないんです。 スクールはそんなこと教えられません。あくまで【最低限のスキル】だけです。自分が活躍したい業界は本人が選び、その世界で必要な専門知識を見につけるのも【自分次第】。専門知識がないならパートレベルしかできなくて当たり前です。設備の仕様書を誤訳したらとんでもない損害ですから。 ただ、通訳でも仕事ができるようになれば【1千万ぐらい余裕で稼げる】わけですから、高い授業料も自己投資なんですよ。 日本人の多くは【通訳なんて外国語喋ってるだけのくせに】といいますが、このレベルに達する前に十数年、ウン百万~千万という時間と労力と金の投資があるんです。 金のみならず、毎日勉強するという労力の投資もしないのなら、パート程度で我慢するしかありません。
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