やはり、現在、公務員試験は、公務員の昇進は、女性が優遇されていている可能性があるのですか? 是正されて、男女平等、…

Question

やはり、現在、公務員試験は、公務員の昇進は、女性が優遇されていている可能性があるのですか?

是正されて、男女平等、男女公平に成ることはこの先無いと考えられますか?

Answer 1

地方公務員をしています。
採用試験では優遇は無いと思います。

女性の公務員受験者のほうが、総じて人生への危機感が強く、必死で紙試験の勉強をする人が多いですから、その結果として他の企業等よりも女性比率が多くなる可能性はありますが、試験結果としては平等なのではないかと思います。

私は容姿に恵まれなかった女性なのですが（笑）、就職は必死でした。
民間企業は絶対「容姿採用の要素」がある（ように思う）ので、女で不細工の星の元に生まれた自覚がある場合、民間企業は絶対的に不利。
民間企業は男子優遇の傾向があるので、そもそも女子は不利。
女子のまま、不細工のまま、どこで戦えばいい？
努力で点を取り、その点が評価されるフィールドで戦い、勝つしかない。
この容姿では、結婚退職という選択肢も選べない。
収入の無い人生を送りたくない。
自分の努力を評価してもらい、職を得る方法はあるのか？
そう考えて、必然的に公務員試験をターゲットにしました。

周りの同僚女性たちを見ても、そんな人がかなり多いですよ。
１８歳で鏡を見て、自分の食い扶持を自分で稼ぐにはどうしたらいいか、客観的に考えて勉強してきた人たちばかりです。

採用後、同僚女性が不細工ばかりでびっくりしたと驚いていた同期の男子がいましたが、そりゃあそうでしょう。
女子アナレベルの容姿だったり、学生をしながら読者モデルをするような子は、公務員試験だけを受けようとは思わないでしょう。

キレイな子たちが合コンに行く時間を、勉強に費やし、キレイな子たちがおしゃれなカフェでバイトする時間を、勉強に費やし、キレイな子たちが彼氏とデートする時間を、勉強に費やし、キレイな子たちが海外に楽しく旅行する時間を、勉強に費やし…同じ偏差値べれるの男性よりもまずは筆記試験で優位に立たねばならない、そうやって公務員試験の場で戦ってきたのです。

「女性優遇」なんて簡単な分類ではなくて、女性にはもっとたくさんの分類と種類がいて、性別的には女性だけれども、社会的には女性として扱ってもらえないという、かわいそうな人たちが、実は大勢いるのです。
私も、その一人です。
女だから優遇されたことなんて、人生で一度もない。
女だからと除外されたことなら、何度もある。
真面目に必死に、平等に点数で評価されるために連日連日死にもの狂いで、髪のツヤもなくし、勉強してきた人たちもいるのです。

その人たちが必死の努力の結果公務員試験に受かって、「おまえ、女だから受かったんだろ、女は良いよな」と言うのは、違うのではないかと思います。

※もちろん、公務員にも標準的美人の人も居ます。
※もちろん、不細工が全員ガリ勉人生を選ぶというわけではありません。