どうか知恵をお貸し下さい。

Question

どうか知恵をお貸し下さい。現在慶應義塾高校1年生のものです。
そろそろ進路を決めたいと思っておりまして、
今としては、
※ここでは、成績勉強面での話はなしでおねがいします。
そこで、将来はMBAを取得したいと思っているのですが、色々検索すると

慶応大学大学院経営管理学科(以下KBS)という
ものが存在する事がわかりました。
そこで質問なのですが、

①この、KBSに入るにはやはり慶応大学の経済学部が一番良いのでしょうか？

②このKBSに入り卒業すると、MBAが取得出来るものなのでしょうか？

③国内、海外のMBAの資格がある様なのですが、国内だけのMBAは意味があるものでしょうか？

④実際KBSに進学される大学生(慶応内のみ)、又は大学卒業間もない方は、どれくらいいらっしゃるのでしょうか？

長文失礼しますm(__)m
皆さんおねがいします。

補足

後、初歩的な質問で申し訳ないのですが、
このKBSに入るために必要なことも、教えて頂けたら幸いです。

Answer 1

MBAのために通う大学院は、実務経験のある社会人学生と一緒に勉強する場として考えた方が良いです。

日本ではMBAは単なる修士号の１つですが、KBSのMBAは国際的な第三者評価機関（AACSB International、EFMD）から認証されていますので、世界的にもMBAで通じます。

まずは希望する大学に進学して、どこかに就職して、その会社で一通り社員教育を受けて数年実務をこなしてから、実務推進上の問題をKBSに入学して、ﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄの基本を勉強することを通して、解決策を検討していくことが理想の姿です。

実社会では大学で学んだ事だけでは不十分なのです。実務を通して一度現実の問題を体験して、本当に何が必要なのか体で理解してから再勉強した方がより身に付くのです。

僕はMOTに通いましたが、MBAやMOTは事例研究やベンチマークをいろいろな企業の人や現役の大学生と一緒にグループワークで勉強します。このため、優秀な大学ほど、優秀な一流企業から勉強に集まってきます。その最たる例がハーバード大やスタンフォード大、MITです。そこで交流も生まれます。KBSならその点大丈夫だと思います。

ただストレートに大学院進学しても、そういう社会人学生との交流があるので、それはそれで価値があります。大学の方も一般学生と社会人学生との交流を期待していて、大学教授には実務経験がない人が多いので、実務経験を通した意見を言ってもらい、一般学生に教えてもらうことを期待しています。

MBAは、普通の資格や修士号と分けて考えた方が良いです。

入試情報は以下を参考にしてください。

http://www.kbs.keio.ac.jp/graduate/mba/application.html

Answer 2

慶應義塾高等学校の生徒の大部分は協生館の前を毎日、通ると思います。1階にローソンやタリーズ、３階に藤原記念ホールなどがある建物です。そこの上層階が慶應ビジネス・スクールです。
マスター・オブ・ビジネス・アドミニストレーション（MBA）を認証する機関は複数あります。アメリカの機関の認証を日本国内で最初に受けたのは慶應です。今は慶應を含めて２校だと思います。
大学院は学士号を得て、すぐに入ることも可能ですが、KBSは実務経験を積んでからの方が実りが大きいと思います。あるいは、経営学以外の分野で修士号を取得してから、KBSという選択肢もあります。
今すべきことは、目前の勉強を頑張ること、英語を磨くこと、体力をつけること、幅広い読書をすることです。先日、ワグネルの115周年記念コンサートに行きましたが、５０年以上前の卒業生が舞台に上がっていました。長期にわたり、積み上げていくことが大事だと思いました。

Answer 3

①それほど高い競争率でもないので、特に関係ありません。
②KBSを卒業した場合、取得できる学位は修士（経営学）となります。文部省が英語表記ルールを定めていないので、大学が独自に英語表記を決めており、KBSはMBAと記載されていますが、厳密に言うと海外ではMSc（学術学位）の学位です。
③MBAは資格ではなく学位です。KBSの学位は上記に記載した理由で、海外ではMBAを取得したとはみなされない場合があります。ただ、日本にいる限りその違いは特に気にするほどのものでもありません。また、KBSは名古屋商科大学、立命館APUと共にAACSBという米国のビジネススクールの品質に認証を取得している３校のうちの一つです。学位はともかく、学べる内容はビジネススクールとして一定の品質を持っていることが認証により証明されております。
国内のMBAでもスキルアップという意味では評価されます。ただ、卒業後転職して年収アップを狙うのであれば海外のトップスクール（世界ランキング５０位以内）でなければあまり意味はありません。
④募集要項にも記載されている通り若干名となります。つまり大半の学生は実務経験を積んでから入学しています。また、2015年から塾内以外からも進学者を募っています。
http://www.kbs.keio.ac.jp/pdf/ugmba_appli2017.pdf