中小企業診断士という資格は、その名の通り中小企業の経営コンサルタントをする仕事だと主に聞きますが、単純に何故”中小企業”…

Question

中小企業診断士という資格は、その名の通り中小企業の経営コンサルタントをする仕事だと主に聞きますが、単純に何故”中小企業”に限った事になるのでしょうか？ ”企業診断士” という資格ではダメなのでしょうか。

Answer 1

この資格にかかる勉強をすれば分かるのですが、資格の母体となっている法律などが中小企業の活性化に関係するものだからそういう名称なのです。定義にもよりますが、国内にある９０～９９％の事業者が中小企業事業者です。

ただ実際のところでは、大企業なんかでも社内で診断士の資格取得を奨励したり、社内診断士会を形成しているところもあります。学習内容を見ても特に一次試験の内容は大企業向けな性質もありますので、別段大企業を排除するものではありません。

Answer 2

中小企業支援法に基づく中小企業支援事業の中の経営診断をやるための資格として作られたからです。
中小企業診断士の資格がなければ、この事業の経営診断ができません。
経営コンサルタント自体には国家資格はありません。無資格でもできます。

Answer 3

大企業を診断する必要は無いですし、世の中の99%の会社は中小企業なので、仕事の需要としては中小企業しかありません。