幹部候補生学校と民間企業について 私はマクロスやガンダムの登場人物が好きで、あんな風に軍に所属してかっこいい制服を…

Question

幹部候補生学校と民間企業について

私はマクロスやガンダムの登場人物が好きで、あんな風に軍に所属してかっこいい制服を着て、階級付きの名前が呼ばれて、仲間を守るために戦う姿に憧れてました。(周りには秘密にしています)

そのため自衛隊に魅力は感じながらも、学生時代は給料も高く、休みも多い、某外資系優良企業から内定をもらい、周りからの羨望や彼女と遠距離になりたくないという理由も相まって、結局民間企業に就職してしまいました。

ところが最近、やっぱり幹部自衛官になりたいと思う気持ちが強くなりました。
自衛隊が本当に楽しそうに思えます。
今の生活はお金もあって彼女もいて休みもとれて、将来も問題ない、何不自由なことのない状態ですが、仕事にやりがいがなく、毎日定時に帰っては幹部候補生学校の勉強をしています。学力的には問題はありません。
ですが…今の仕事や年収、仲間に未練がないわけではありませんし、たぶん自衛隊に入ったら遠距離で彼女とは別れることになります。

そこで質問ですが

アニメのかっこよさに憧れて…みたいな馬鹿みたいな理由で幹部自衛官になりたいと思っているのならこのまま民間にいた方がいいのでしょうか。まだたったの1年しか社会人やってません。入隊は新卒の2年遅れです。
みなさんの意見お聞かせください。
本当に迷ってます。

Answer 1

自衛隊は体育会系ですので、体力がまず求められますし、幹部候補であれば、それに加えて隊を号令で動かす必要があり、声が小さかったり、少しでも指示を間違うと、隊は動いてくれず、下からは舐められ、上からは使えないと精神的な圧迫を受けますので、それで精神的に病んでしまって、自殺したり中途で退官したりと言った例が相当数あります。
また、幹部になれば頻繁に転勤がありますし、出世できなければ、早ければ50歳位で定年となるので、年金を貰うまでの間の食い扶持について考えなければなりません。

自衛隊を楽しそうと考えている時点でまず根本的に違うと思いますし、そのような感覚であれば、今の待遇を捨ててまで飛び込む世界ではないと思います。

どうしてもこの世界に入りたいのなら、石にかじりついてでもこの世界で生きていくのだという根性と、ちょっとやそっとのハラスメントには負けないという強い精神力、そして腕立て伏せ、腹筋及び背筋トレを連続100回できるだけの体力をもって来てほしいと思います。

Answer 2

止めた方がいいかな？

帝国軍人の山本五十六さんは、帝国軍人が【税金泥棒】と国民から罵られた時代を謳歌した人で、その為に彼は血気盛んな自分の部下に向かって、次の様に発言します。

（半藤一利「聯合艦隊司令長官 山本五十六」文藝春秋より）
「百年兵を養うはなんのためだと思っているか！ただ国家の平和を護らんがためである。」

これは本当は軍事の常套句にある「百年兵を養うは一日の用にあてるためである」と述べたという説もある様ですが、山本五十六の御子息が半藤一利版の監修をされていて、その通りの事を述べた様だと認めているようなので、「平和を護らんがため」と述べたとして考えます。

私が昔、軍人に成りたいと思ったのは、実は大正時代に起きた帝国軍人に対する【税金泥棒】と云う一般国民の罵倒が有ったからです。

真の平和とは軍人や軍隊が無用の長物として、一般国民からバカにされている様な国でなければなりません。

その時に【税金泥棒】と罵られて、『ああ、今の日本は本当に平和だなあア』と感じ、その真の平和を護る為に例え一般国民に罵られても、彼らの為に命を賭ける気持ちが起きる軍人に成れるかどうかが、私は軍人に成っても良い人の分岐点だと考えます。

だから私自身は自分が軍人に成る資格があると思いました。
何しろ【税金泥棒】と罵倒されてこそ、真の平和を護る軍人だと考えたからです。

幸か不幸か、私が大人になった時には既に帝国軍は解体された後でした。

でも、今でもその基準は変わりません。
だから貴方に、例え一般国民から【税金泥棒】とか【無用の長物】とか【ただの人殺し集団だ】とか散々に罵られてもなお、愛する日本の為、その様に自分達を罵倒する日本国民の為に、その命を賭けられますか？

出来成るなら、貴方には自衛隊員に成る資格があると思います。
出来ないなら、一言、お止めなさいと言います。

それ以上でも、それ以下でもありません。

Answer 3

テレビとかに映るのはかっこいい場面だけで

勤務の９９％はクソ面白くもない
雑用や、デスクワーク
休日もまともに休めない

メチャクチャな命令を出す上司や
全然言うことを聞かない部下の後始末
体育会系の理不尽な上下関係

幹部と言っても自分の判断でやれることなんて
ほんのちょっと

仕事上の成果も給料や、昇進にほとんど
関係ないという組織ですし

一般幹部候補生で入っても出世していくのは
防大生だけ
（防大とほぼ同数が入隊する一般大出身で将補まで
昇任するのはクラスで1人くらいです）

外資系なら合理的で小綺麗な仕事かと思いますが
はっきり言って自衛隊幹部は土木工事の現場監督
みたいな部分が多々あります。

無理な仕事でも気合いと根性と勢いでみたいな
非合理的な部分も多いです。

そういうことが分かっていて入って来るなら
まあそれなりにやりがいのある部分もないことは
ありませんから止めませんが

後になって後悔しないで下さいね。

Answer 4

"人生は一度きり"と言う観点からだと、
年齢がまだ間に合う今の時期に悩む必要はありますね。

幹部候補生採用試験も陸海空とありますが、どちらでしょうか?
私は海自OBなので、江田島での目撃例を紹介しましょう。
普通科・高等科学生・一術校勤務と、7-8年勤務してます。

既に回答にありますように、肉体的にも体育会系でないと辛いです。
精神的にもタフでないと、相当辛くなります。
士官として、徹底的に教育され、厳しくしごかれます。

22時→6時が消灯時間ですが、
夜明け前によくたたき起こされてましたね。
早朝なので、大声は出さないが、物音で判ります。
昼夜問わずにいきなりカッター訓練とかが始まったりします。
艦艇はいつも沈没する可能性があるので、訓練です。

江田島の幹部候補生学校の紹介はテレビで複数回放送されています。
TBS系の報道特集だったかな? 1年間長期とかで。
YouTubeとかにあるかも知れませんので、見てみてください。

一度きりの人生、後悔を残すのは良くないです。
でも、相当の覚悟は必要かな?と思います。逆後悔もありますのでね。
今は予備自補制度もあります。
こちらも要検討ではあるかも知れませんね。

私は既に定年退職してて、60歳代になりました。
「人生塞翁が馬」．．．かなと、感じている部分もあります。
1.軍資金を貯めて脱日本を目指すも結局は定年まで勤務。
2.不覚にもバツイチとなってますが、=好き放題が出来る。
定年まで勤めあげたことで、資金的には余裕があります。
で、ただ今人生を謳歌中です。
定年は1曹以上で54歳、3佐で55歳、1佐で56歳、将補で60歳