収税官吏とは、国税庁のすべての職員(その下の国税局、税務署の職員を含む)と税関職員のことです。 一方、国税専門官とは、一般的には、国税専門官試験(大学卒業程度の採用試験)に合格し、各国税局に採用された職員をいいます。 ただし、国税専門官試験で採用される人数は、全国で毎年1000~1200人もありますから、キャリアではなく、ノンキャリです。 国税組織における「キャリア」とは、財務省の総合職(旧・上級試験をいい、国内最高の難関試験で毎年10名程度)で採用された職員と国税庁の総合職(毎年7~10名程度採用)で採用された職員をいいます。もっとも、国税庁採用の方は、通称「準キャリ」と呼ばれ、「省キャリ」が「特急」とすれば、「急行」ぐらいになります。 これに対して、国税専門官は、その採用人数からも分かるように、高卒採用の職員(毎年500名程度)と同じ「各駅亭車」です。 各駅亭車であっても、その後の出世競争に勝ち残れば、途中から「準急」になり、左後は、「急行」までランクアップします。
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