経済系学部にはほかに商学部や経営学部がありますが、経済学部はその中でも一番メジャーではありましょう。 ただし、就職に強いか否か、あるいは雰囲気などの校風はピンキリなのであって、答えようがない問題です。 例えば、慶應の経済学部は文科系の看板学部で留年率も全国平均より高いので、辛いのは辛いですが、その分就職ではもともと強い慶應の中でも最強ブランドですが、無名校の経済学部、特に地方の単科大学などのそれは大学自体に真面目な人が集まってない分、校風も田舎高校の延長で就活もパッとしないのが普通です。 学問としての経済学自体は、微分を中心に指数や連立方程式、あるいは因数分解などの数学センスを前提にしたグラフの曲線分析が主で、私大文系型受験生で数学アレルギーのあるようなタイプの人には苦痛でしかない科目です。 経済学部はもちろん、経済原論(ミクロ・マクロ両経済学)を中心に、産業組織論や経済政策など関連科目が数多く設置されているので、単位取得に厳しい大学だとまさに生き地獄の末に留年や中退も現実になりかねませんし、少なくとも優良な成績での就活と卒業は諦めざるを得ないのが普通でしょう。 そのあたりは受験生個々人の資質次第でもあり、一般論としてこうだとは言いづらいものがあります。 ご参考までに。
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