私はスクエアエニックスで仕事をしています！

Question

私はスクエアエニックスで仕事をしています！入社五年目でようやく大きなゲームプロジェクトに参加させてもらうことが出来ました、しかし他の社員さんはベテランでまったくついていけません･･･アイデアはあるのですが入社5年の若輩者の意見を聞いてくれるかどうか心配です。
仕事をしている方で似たような経験がある方はこういった場合どうしていますか？教えてください。

Answer 1

プロ野球の高卒ルーキーにたとえてみましょう。

よほどに資質を備えて鳴り物入りで入団していない限り、地元とマスコミとは超高校級ともてはやしていても、入団すれば「ただの新人」でしかなくなる存在です。

そういう中で台頭していくルーキーは何が違うかというと、入団後からすぐ「１年目から活躍する自分自身しか頭に描いてなく、練習でも私生活でも先輩に遠慮しない」のだそうです。

日本球界で十分すぎる実績を積んで海を渡ったヤンキースの田中投手がその代表例で、今年で言えば楽天のオコエ選手がぴたり当てはまるらしいです。実際にも、周囲の期待と想像を超える活躍ぶりですし。

一方、期待されながらも埋もれた存在でしかなくなり、その後ひっそり球界から去ってしまう「元・逸材」の場合、入団しての一定期間はプロについていくだけの勉強だと割り切ってしまう人で、高卒者の場合はほとんどが「そういうものだ」と自分で納得して入団してしまい、それが首脳陣からすれば「並み以下」の扱いにしかしない決定要素らしいです。

いかがでしょうか。
質問者さんに耳の痛い話が詰まっているとすれば、質問者さん自身も今度のプロジェクトは最初で最後のワンチャンスどまり、ここからはまた以前と同じ業務に逆戻りで去就まで考えるはめになる、その岐路のような時期だと思いますね。

短期間で消えていった「元・逸材選手」には、１軍に呼ばれて「いま起用されれば必ず結果を出してのし上がっていける」確信めいた瞬間があるのだと思います。

が、そういう機会に起用されて結果を出せる幸運な選手はほんのひと握りで、多くは起用されずに意気消沈して２軍に戻っていくか、あるいは自信が伴わないまま１軍に呼ばれた本音を表に出すこともできなく、結果を出せず２軍に戻ってほっとして、そこから自分の置かれている位置に気づいて辞めていく、という世界だと思います。

質問者さんはこのプロジェクトで決して遠慮してはならない代わり、「起用」がなされない状況を焦ってもがいても仕方がないぶん、どんな局面でも「意見を求められたらこう答える」とのスタンバイ状態を絶えず維持させておきたいです。

「求められたら」であって、いまの質問者さんの気後れ感が先立つ状況からは、進んで提案しても値打の奥深さまではつかみ取ってもらえないんです。そういう負のオーラが発散している状況ですから、「チャンスは逃さず、しかしタイミングを誤ることなく」なんですね、言い換えれば「いつでも噴火モード」です…

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