企業の内部監査の部門に就職したい場合、公認会計士の資格を持っていないと就職できないのでしょうか？

Question

企業の内部監査の部門に就職したい場合、公認会計士の資格を持っていないと就職できないのでしょうか？

それとも後々取得してもらうことを約束して採用してもらえるのか教えてください

補足

迅速な回答ありがとうございます

民間企業に就職する場合、「会計士の資格がないと許可されない仕事」はできない！という分野はないのでしょうか？
監査法人は激務で福利厚生が全くないと聞いたので、会計士としての民間企業の方の選択肢を調べています

自分は早稲田の商学部１年生です
メガバンクレベルの大企業に勤めたいと思っています

Answer 1

監査法人は福利厚生がまったく無いといっても、社会保険（健康保険、厚生年金）はあるので誤解なきよう。

企業の内部監査ですが、大手企業なら監査法人で何年か働いていた会計士を
中途で採用するケースは最近よくあります。

別に、内部監査をやるのに資格は必要ありませんが、
内部監査を実施するにあたって、十分な知識と経験がある人間をそろえていることを
分かりやすく示したいという意向があるのだと思います。

Ｊ－ＳＯＸが導入されて、いかに内部統制をきちんとしているように見せるかは重要な課題ですから。

会計士も、どんどん増えていっているので、今後企業の内部監査は
会社のことが良く分かっているベテランと、会計士で構成されていくようになるのではないでしょうか。

Answer 2

おもしろいですね。内部監査部門というのはそれほど希望する方の多い部門ではないですので。

監査する内容も会社によって全然違いますよね。
ふつうは監査部門というのはその業界のことその会社のことにわりと精通したベテランなどが配属されている部門であることが多く，
どちらかというと，各部門を県警してきた年配者の方々が中心戦力となっている場合が多いです。

たとえば金融業会では最近の金融庁などの管理強化もあり，金融内部監査士だったかな・・という資格があります。
システム監査士というのもあったと思います・・・そういうふうに監査対象によって内容がだいぶん変わってくるので，
どの業種でもいいので「監査部門」に就職したいという形の希望は珍しいように思います。

また，たしかに会計部門の監査は公認会計士が見ますが，
これは会社の内部監査部門とは直接関係がない場合も多いです。

例えばメーカーであれば，製造管理が適正におこなわれているかとか，
営業の推進上不正や不正のもぐりこむ余地がないかや正しく事務処理が行われているかなどをチェックするわけです。
一方，決算書が正しく作成されているかをチェックするのは会計監査人たる公認会計士や監査法人ですが，
監査役や財務経理部門とのやりとりが中心となり，監査部門が窓口として間にたつ場合もなくはありませんが，
むしろ少ないのではないでしょうか。

ましては企業の内部に社員として公認会計士の資格を持つものを置くのは銀行などごく一部です。
公認会計士とか弁護士は資格の格が高くて，ひとり雇うのに2千万円以上かかる場合もあります。
そんな要員を置いておくほど余力はある企業は少ないですので。

むしろご希望の業種はそうだとすると「コンサルタント業」などが近いような気がします。
いろいろな業種に生産面，人事面，管理面，財務面などの現況をヒアリング調査して整理分析し，
より効率改善されるような提案等をするという仕事です。
財務面のコンサルタントの担当者は会計士も多いですが，それ以外のひとももちろんたくさんいます。

Answer 3

内部監査の部署にわざわざ公認会計士を置く企業は日本でも数少ない大企業でしょう。
それ以外の会社ならオーバースペックだと思います。内部監査に会計士の資格はいらないし。
逆にもし会計士の資格を持ってるなら監査法人に入って財務諸表監査の仕事をするとか
会社の監査役になればいい。

私の会社の内部監査部門は、従業員のうちベテラン社員とか、他企業で長年内部監査を
やってきた普通のおじさんとかです。