2016年春の基本情報技術者、情報セキュリティマネジメント試験の合格率が高すぎのようです。

Question

2016年春の基本情報技術者、情報セキュリティマネジメント試験の合格率が高すぎのようです。「合格率あげすぎて、国で行う意義がない」、「政府のお役人を、吊るし上げて責任とらせろ」、「Ｊ検でやれ」
なんて言葉を耳にします。

私の知り合いにも、「何年も勉強して取ったのにいまさら無価値な資格にされるなら、他の資格を目指したほうがよかった」なんていう人もいます。

まったくそのとおりです。当時なら医療資格は今より取りやすかったですし、
あの情報処理技術者試験の合格率の低さなら、法律系の資格を目指した法が良かったとも思います。

1990年代～2000年代前半だと、高度試験の合格率は5%～10%くらいですから、法律系資格とほとんど同じくらいですし、法律系資格は同じ制度内で下級資格はありませんが、高度試験の下位試験の合格率も非常に低くソフトウェア開発技術者試験で15%程度で、もともと春しか実施していませんでしたし、基本情報技術者も15%程度の合格率で年2度の実施でした。
そうすると、何倍も学習期間を設けて合格した試験が、なんの政府要人の嫌がらせか知りませんが
どの資格もここ数年だけで合格率は3倍に上昇し、あらゆる文やの国家資格の中でも最も格下のように学校などでも宣伝され、民間の検定レベルの難易度に後から仕立て上げられているようです。

これでは、私たちは安心して夜も眠れません。国に対しての信用も無くなりました。

「どの資格でも合格率はすぐに変わる」なんてことを言う人もいますが、
ほとんどの国家資格は、価値を上げていますが、情報処理技術者試験は評価が下がっているように思います。
難易度が下がった資格は、登録販売者に名称変更した旧薬種商試験、伝送一種と二種が統合し、養成課程ができた電気通信主任技術者、合格率の上昇と段階合格制と養成課程ができた中小企業診断士、会計士も免除と受験機会が増えましたが、情報処理技術者試験の場合はもっと苛烈(受験資格撤廃と3,4倍の合格率)に思います。こうまでして職業やある資格の差別をするものでしょうか

Answer 1

情報処理技術者試験が難しすぎるので、見栄っ張りで勉強のできないお役人の怒りを借り、自分よりえばれないように、いまさら簡単だったことに仕立て上げているのです。
バラツキが大きいのは問題、信用度の高い試験という宣伝文句を裏切りお役人は公約を果たしていません。

税金泥棒のチンピラ政治恥を知れ！
お前らの見栄の道具に、旧試験の合格者を利用するな。

Answer 2

情報処理技術者試験は1980年代～90年頃に比べるとだいぶ知名度は上がっているので、その頃と比べたらだいぶ良いと思った方がいいですよ。
毎年、10月の第3日曜日には、かならずと言っていいほど宅建がトップニュースになっていましたが、情報処理技術者試験は受験者が多いのに誰にも相手にされていませんでした。履歴書に書いても「これって何？君、パソコンマニアなの？仕事と趣味を一緒にされても困るよ。」という扱いでした。2000年頃になってやっと情報処理技術者試験がニュースでもいくらか取り上げられるようになり、現在に至っていますので、昔に比べたらだいぶ環境は良くなっています。

Answer 3

確かに情報処理技術者試験はかなり難易度が下がっています。

第一種情報処理技術者は今の応用情報技術者に当たりますが、かつては２種類のプログラム言語を扱えないと合格できなかったのに、今ではプログラムがまったくわからなくても合格することができます。とても違和感があります。

もちろん第一種情報処理技術者は第一種情報処理技術者であって、応用情報技術者ではありませんから、いいのかもしれませんが。

しかし高度情報処理技術者も全般的に難易度を下げています。
ネットワークスペシャリストやプロジェクトマネージャなど同じ名前の資格なのに、難易度が下がるのはやや納得がいかないところもありますが。

ただ、そこに文句を言ってもしょうがないので、私達にできることは、今の難易度が下がった状態のときに片っ端から資格を取っていくことだけです。そうすれば得した気分になれます。
あなただってまだ未取得の区分がありませんか？

もちろんこの先、まだ難易度が下がる可能性は充分に考えられます。もう一段下がるまで待つのか、今の時点で勝負してしまうのかは、一種のギャンブルです。

Answer 4

今回の初回試験では、情報セキュリティスペシャリストになかなか合格出来ないでいる人たちが、どっと受けたんでしょうね。

そのような受験動機の人たちは、２〜３回でみんな合格しちゃいますから、その後は、普通の合格率に落ち着くのではないでしょうか。