公立高校の常勤講師、非常勤講師を経験された方に質問があります。 私は在転職を検討している３０歳の会社員です。 先日、…

Question

公立高校の常勤講師、非常勤講師を経験された方に質問があります。
私は在転職を検討している３０歳の会社員です。
先日、教育委員会に今年度４月からの公立高校の講師登録願を提出しました。大阪府の日本史講師を志望しております。

講師登録を済ませた全ての人が採用されないことは知っていますが、
もし採用される場合いつごろのタイミングで連絡がくるものなのでしょうか。
採用にいたるまでに面接などもあろうかと思いますが。
教育委員会に聞くのがいいのかもわからず。

各自治体で全く対応が違うのかもしれませんが、経験された方のお話が聞ければと思い質問させていただきました。

よろしくお願いいたします。

Answer 1

約20年の講師経験がございます。

どうぞよろしくお願いいたします

早速ですが、大変申し訳ございませんけれども、講師登録したのは先日何でしょうか。なぜもっと早く講師登録をしなかったのですか？

あくまで教育員会は紹介をするだけであって、講師を探すのは各学校です。
おそらく、校長と面談して問題ない場合は採用となります。

講師登録の名簿から探すよりも、校長間のネットワークで探す場合が多いです。

この時期ですと（自治体によりますけれども）比較的条件の良い講師の枠はほとんど埋まっていると思います。

あくまで、経験上（高校）ですけれども、1月中旬から下旬に現在任用中の講師には継続の可否の確認を管理職がおこないまして、その後、講師登録をしている者について、2月上旬より依頼が始まります。最初は定数内講師の確保になります。

定数内講師というのは、学校が何らかの事情により正規採用者を確保できなかった時に（新規採用、異動などの不都合）採用される欠員補充の講師です。
もしくはあらかじめ講師枠が見込める場合。（非正規教員で埋める前提で）

2月上旬から1週間前後で、条件の良い常勤講師（6か月更新ごとの講師）と時間数が多い非常勤講師の案件が決まってしまいます。

一般的には3月に入るとコマ切れの非常勤講師（週4時間など）の依頼が多くなります。
私は商業なので、非常に依頼は少ないです。おそらく日本史以上かと思います。
ですから、先手先手で事にあたっています。（私学求人もチェック）

ところが、人事の最終調整の段階で、内定辞退や急な退職者もありますので希望は捨てないほうがいいと思います。残り物に福があるといいますので、3月の春分の日以降に常勤講師の依頼がある場合もあります。

年度途中になると、5月頃、夏休み前にもう一つの山場があります。
年度途中の場合は産休代替え、病休代替えが多くなります。

【私学の場合】

私学の場合は次年度について、当初より見込んでいる講師については12月下旬から1月中旬くらいに公募が多くなります。

その後、公立校の合格発表や2次募集。内定辞退者が出ますので、3月に入ってから
講師の依頼が増える傾向にあります。
内定辞退の理由はそれぞれだと思いますが、1月下旬に私学の常勤講師に内定を得た人が、公立校から常勤講師の依頼があって内定を辞退するケースが考えられます。

私学の求人は各学校ＨＰや私学協会関係のＨＰ（私学関係公募と検索）に掲載されていますし、一般的ではないですが、ハローワークにも求人がある場合もあります。（専門学校や高等専修学校、通信制高校の求人が多いが）

経験上、3月に入り公立から依頼があったのはコマ切れ程度の非常勤講師が数回で少ないですが、私学は何回も公募や依頼がありました。

私学の場合、講師でも試験を行う学校も多いです。
ところが、3月下旬になると、講師確保で焦っているのでしょう。本来試験で選考するところ、面接のみで内定を出す学校が非常に多いと思います。
【対策】
とにかく、携帯電話の着信には気を付けていたほうがいいですよ。非常にタイミングが重要ですから。

Answer 2

大阪府内の高校で講師をしている者です。（かつて公立高校で勤務していましたが、現在は私立学校で勤務しています。）

大阪府の場合、例年2月末に教育委員会から各高校の校長に対して人事異動の内示があり、その時点でどの教科の教員が不足するのかが判明します。

大阪府では、人事異動や病休・産休などに伴う教員の欠員補充は、原則として各学校の管理職が行いますので、どの高校でもそろそろ講師登録者名簿や校長同士のネットワークなどを通して人選を進めている時期です。

なお質問文で気になった点があり、「日本史講師を志望」とありますが、大阪府では講師は担当科目を選ぶことはできません。したがって、所有している教員免許の範囲内で高校側が指定します（場合によっては「世界史」と「地理」、あるいは公民の免許状を所有していれば「現代社会」などとの組み合わせもありえます）ので、留意しておいて下さい。

ちなみに教諭になってもこの点は基本的に変わらず、「日本史」枠で採用された場合でも、「日本史」と他の地理歴史・公民の科目を兼担するのが当たり前です。

Answer 3

産休や急に退職された方の穴埋めでも連絡くるので一年中可能性があります。
教育委員会は勝手なので(^_^;)

私は3/25.7月くらいに来ました。
決まるといいですね。