教えて!しごとの先生
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連載を持つ新人漫画家です。担当への信頼が揺らいでいます。 長文すみません。 担当が今度辞めるそうです。

連載を持つ新人漫画家です。担当への信頼が揺らいでいます。 長文すみません。 担当が今度辞めるそうです。契約社員だったので結果次第でいなくなってしまうのは知っていましたが、自ら辞めることにモヤモヤします。 現担当は二代目で、その人と作った読切が好評で今の連載が始まりました。 前担当はベテランでしたが現担当は業界にいる年数も私と同じくらい。作る中で成長していければと思っていました。 作品も私の得意分野だけでなく、担当がやりたいと強く言ったジャンルを取り入れて描きました。 その方がお互いにモチベーションが上がるかと思ったからです。 ただ、進めていく内にすれ違いが生じました。 担当は「その分野は詳しいし好きだから」と言っていましたが、実際は「読んだことある」程度で、名作を研究したり分析する気はないようでした。 漫画はクリエイティブなイメージとは裏腹に、流行や読者層、方法論などを考えながら作ります。(考えない人もいますがそれで売れるのは天才です) 恋愛ものなら恋愛もの、推理ものなら推理ものの定石があり、経験がないならそれを研究しないと連載は保ちません。 選んだ題材は新人には労力の大きいもので、取材や仕事場の確保、アシスタント管理などをこなす中でネームを切るのは骨でした。 せめて担当がやりたいと言った部分はサポートが欲しかったのですが、担当は当初打ち合わせをあまりしてくれず(作家は設定も話もパッとできるものと思っていたそうです)、取材の内容も面倒がって共有したがらず、ネームも分かる分からない程度しか言えませんでした。 何度も説明したのに読切で読者が何に喜んでくれたのか、作品の売りは何なのかも長い間自分で説明できませんでした。 それでも前の担当から学んだことや積み重ねた経験で何とか連載を回しました。 ただ上のような感じで常に企画や漫画の作り方を一から説明せねばならず(私だって新人です)、なかなかそれを覚えようという意識も持ってもらえず、「じゃあそれでいいです」(合わせるだけの返事)しか返ってこない状況でより面白くしようと推敲する余裕もなくなっていき、少しずつ連載は「なんか違う」感じになっていきました。 担当は多分、作りたい漫画はあってもその具体的な筋道を考えて、問題があればはっきりさせて、それを自分で改善していくことが苦手なようでした。 作家を尊重したい気持ちもあったのでしょうが、基本受け身で視点は読者側に近く、作る側として「もっと読者に喜んでもらうには」という向上心は薄かった気がします。 その割に私に「もっと客観性を持って担当の意見を聞いてください」と言います(直しで意見はもらっても、ウリを把握していないので作品が崩れる意見が多く聞けませんでした 他にも連載前に何も決めず「読者の反応を見ながら作りましょう」と言っておいてアンケートが悪くなっても何もしなかったり、単行本の売れ行きが鈍いと「次の連載頑張ればいい」と投げやりになったり(テコ入れや改善という案は出ませんでした)、何より「この作品にそんなに思い入れあるなんて聞いてない」と言われ心が折れていきました。 (作品の題材にしている私の得意分野というのは個人的に辛い出来事や繊細な部分も多く、できれば仕事に使いたくない、やるなら本当に大変なのを覚悟してくれと何度も念押ししていました。) 連載はもう終わります。 面白いとは思いますが、単行本がうまく売れなかったのと、その後暫く「なんか違う」話が続いてしまったのが痛かったと思います。 担当は転職すれば業績リセットですが私はずっとこの業界でやっていきます。 漫画には初版部数というのがあり、売れないと次の巻の部数は下げられて新作を始める時もそれ以上刷ってもらえません。 人気が出れば重版されますが、作品数が多く手に取ってもらうまで大変な時代に初版減は辛いです。 最初は好評だった連載がもう終わる状況で(そしてちゃんとした担当と組んで人気を上げる作家さんもいる状況で)、大切な作品やその題材が苦い気持ちで塗りつぶされていきそうで辛いです。 担当にも信頼できる得意分野はあり、感謝も多いですし今は人としてとても好きなんです。 私だって迷惑をかけました。良いこと・成長を感じることも沢山ありましたし、打合せも今は前よりやってくれます。 経験を積めば諍いだって糧になると思い、私もなるべく相手の長所を探してやってきました。 でも辛い形で連載がなくなる苦しさ、売る努力をする前に「想像してたのと違った」と自分から辞めること、何よりそれを私に告げる時「今後はもっと客観性を持ってやったらいい」と今までのねぎらいも何もなく付け足され、最後に責任も負わず謝辞も無くいなくなるのか…と信頼が揺らいでいます。 最後くらい感謝して送り出したいですし、最終回まで極力いいものにしたいですが落ち込んで気持ちが戻りません。 最後まで前向きでいるにはどうしたらいいでしょうか。

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4人がこの質問に共感しました

回答(3件)

  • ベストアンサー

    それはひょっとして自分から辞めるのではなく、体良くクビになったのでは… 私があなたなら喜びます。だってもうその担当と仕事しなくてすむし。 初めての担当が、ネームをまともに見れないどころか返事もせず、催促したらキレられ、次のネームは見る時間ないから送るなど言われ、最終的にネームを無くして開き直り、「そんなに漫画描きたきゃ勝手に同人でも描いてろ」と言い放つような人だった自分からすれば、そんな担当でもまあマシな部類です。(その雑誌は一年でやめるはめに) 私は担当には恵まれなかった方かと思います。上記の人は論外でしたが、他にも少女漫画読んだことがほとんどなく、一切自分の意見が言えない新人編集や、その雑誌ではダメ編集として有名な人にあたったりもしました。最初の人がダメすぎて、後の人は全員良く思えました(笑) 私は今は漫画描いてないんで、あまり偉そうなこと言えないけど、担当に恵まれなかった人間としては、「担当には期待しない」この一言に尽きます。 多分あなたは最初に良い人に当たったので、編集ってもんはそういうものだと思ったのでしょう。 でもそういう編集の方が少ないのです。多分どこの編集部でも、ハズレは相当数います。 担当さんを疑えとか信頼するなということではないですが、作品の責任は基本漫画家にあるということをしっかり認識しましょう。 編集者はしょせんサラリーマンです。契約社員なら、なおさら会社や雑誌に対する忠誠心はありません。漫画家に対してもないでしょう。契約期間に決められた仕事をするだけです。 あなたの作品もキャラもあなたのもの。 担当のことではなく、あとはひたすら読者のことを考えてください。 終わる連載でも、今まで楽しみにして、あなたのキャラと一緒にすごしてきた読者がいるのです。 作家は担当を選べません。選べるのは出版社だけ。その担当がいなくなったのはよかったですよ。でないと雑誌を移るハメになったかもしれない。 私は担当は信じなくてもいいから、読者と自分だけを信じるようにしていました。 担当は合う合わないもあるし、能力がアレな人もいるから仕方ない。 次の担当さんは良い人だといいですね。 連載頑張ってください。

    8人が参考になると回答しました

    ID非表示さん

  • 作家を萎えさせる担当はダメですね でも長く漫画家を続けていれば担当が変わるのはあることです 編集も色々で企画から関わって、取材の段取りをつけてくれる人も居れば すべて作家任せの人も居ます 前者がいいと言うわけでもなく、手や口を出しすぎて作家を振り回し作品を壊してしまう編集も居ます 特に新人は担当の言うことに一喜一憂し振り回されやすいと思います 担当の顔色を見て担当を喜ばせるために漫画を描くようになってしまいます そのような人は流行のジャンルに捕らわれやすく、自分の漫画を見失ってしまいます まず主導権は自分にあるんだという気持ちで、自分の描きたいものをしっかりと打ち出しブレないようにして下さい 担当にネタを出してもらおうなどと思わないで下さい たとえ編集としてどんなに有能でも、創作者としては素人な人たちです 編集が希望を出して来ても、自分がピンと来なかったら採用しなくていいんです 担当のモチベーションなんてどうでもよくて、ひたすら自分のモチベーションが上がることが大事です もちろんすばらしく相性が良くて漫画愛にあふれて有能な編集さんもいっぱいいますが、そうでない場合、自分で自分の作品を守っていかなくてはなりません テコ入れや改善という案が担当から出なくても、危機感を感じたら自分でどんどん改善していかなくてはなりません 出版社や担当が変わっても振り回されずに、どこでも自分の漫画を描けるようになりましょう

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    1人が参考になると回答しました

    知恵袋ユーザーさん

  • 「よくあること」と 割り切るしかないと思いますが、 可能ならその前に 同じ人が担当になっている漫画家さんを探して 愚痴を言い合うのをおすすめします。 私の知人も大手出版社で漫画編集をしていますので その流れで編集のいろんな話はよく聞くのですが 編集部というのは 「出来の良い編集が一人いればあとはポンコツでも回せる」 というものだそうです。 つまり、良い編集よりダメ編集に当たる確率の方が ずっとずっと高いというわけです。 で、ダメ編集というのは 先輩のやってきたことをオウムみたいに 受け売りすることしかできないので 他の担当漫画家に対しても だいたいおんなじことを言っているそうです。 なので、同じ担当を持つ漫画家と情報交換しますと ダメ編集あるあるトークで かなり盛り上がることができましょう。 その上でなら「よくあること」と割り切ることも きっとたやすいと思います。

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