理容室経営について質問させていただきます。 今年中に田舎の方で親と一緒に理容室経営をする事になりました。 正直、親の…

Question

理容室経営について質問させていただきます。
今年中に田舎の方で親と一緒に理容室経営をする事になりました。
正直、親の売り上げも少なく給料を出してもらえる事はないので自分の貯金を切り崩して生活して行く事になるかと思います。
親は20年間1人で経営してきてますがどんどんお客さんは減っていくばかりです。
自分の努力次第なのは十分承知してますがこれからがめちゃくちゃ不安で仕方ないです。
35歳独身なので今はそこまで売り上げなくても生活できますが結婚もしたいですし贅沢はしなくても最低限の生活も送りたいと思ってます。
長年理容室経営されてる方はどのようにして乗り越えてこられたのでしょうか？

Answer 1

親御さんの年齢が分かりませんが、６０歳前後ではないかと思い、そのつもりで回答します。

あなたは今一番脂の乗った時期であり、人生で一番稼げる年齢です。

去年美容師に男性カットが認められ、大変な競争時代になりましたが、人より優れた技術をアピールできれば田舎では大評判になります。
今までと違い新規のお客が増えるでしょう。

３５歳のあなたが中心になり、親御さんはサポート役にならなければいけません。
今までのままではどんどんお客がなくなります。

私は理容師の大変過剰な時代、生まれ故郷で床屋を開業しましたが、
２５歳の時、開業資金を借りに銀行に行ってもマッタク相手にしてもらえませんでした。
兄に無理を言って保証人になってもらい、親の土地を担保にやっとお金を借りて開業しましたが、設備はすべて中古でそろえ運転資金は全くなしでした。
間違っても保証人に迷惑は掛けれませんので、念のためゲームセンターのサイドビジネスもやりましたが、当時はなかった５０円玉用の部品も自作し、私の一人勝ちでした。

なにより私には他の人が簡単に真似のできない理容技術があります。
本業の理容もゲームセンターも大変な忙しさなのを見て、そっけなかった銀行の態度がコロリと激変しました。
理容は一人の営業で年１千万以上の売り上げでしたが、ゲームセンターはその倍以上でした。
あまりの忙しさで両方は無理だったので、好きな理容のほうを選びました。
今６３歳ですが、仕事を楽しんでいます。
開業して３７年来、
「髪型の画像を持ってくればそれ以上の完成度にする。」という約束です。
今でも新規の若いお客が来店します。
体力の限界でさばけきれずお客が減ってきていますが、どうしても私でなければダメなお客だけが遠くからでも来店します。
４００キロぐらいの遠くからでも床屋にかかるために。