認知症の方のクレジット利用。 法的にはどうなのでしょうか。 私の勤める会社の店舗（スーパー）にて 高齢の女性が…

Question

認知症の方のクレジット利用。
法的にはどうなのでしょうか。

私の勤める会社の店舗（スーパー）にて
高齢の女性がクレジットカードを利用してのお買い物をされました。翌日その方の息子のお嫁さんという方が「義母は認知症なんです」と全品返品にやってきました。

お店ではお嫁さんという方が嘘は言っていないだろうと判断し全て返品を承りました。

この対応については店舗での決裁範囲内のため、会社として問題は無いのですが
高額返金の場合一応本部に報告を入れる決まりになっているため発覚しました。
ただ、法律的には返品を受け付け無くても問題はないのかどうかが職場でちょっとした議論になったため質問させてください。

購入された金額は25,000円ほどです。
多い方ではありますがその店舗では珍しい量や金額ではありません。
クレジットカードはご本人のものです。
レジでの対応も特に問題なく、クレジットは暗証番号決済でした。
見た目は70代くらいでふつうのおばあちゃんに見えたそうです。
全て食品で生鮮類、冷凍食品も含まれ、寒い季節とはいえ返品分はすべて破棄対象となりました。（ドライ品も濡れたりしてほぼ全滅とのこと）
返品にはお嫁さんだけでいらっしゃり、ご本人は連れて歩くと大変との理由でいなかったそうです。
レシートは無くカード控えがあったため「昨日買ったこれを返品したい」とカードと品を持ってやってきたそうです。
前日担当したレジの人がなんとなく覚えていて、防犯カメラとジャーナル確認をして返品作業をおこなったとのこと。
本来、クレジットの決済取り消しもご本人様了承のうえで行うのですが、この時はお嫁さんに確認してもらって取り消しをしたそうです。

返品受付しなくてもOKだったんじゃない？という議論になったのは
・レシートを所持していなかった
・クレジットカードが本人名義
という部分です。

ハウスルールではレシートを持っていない方に対しては返品しないでOKとなっているのですが、これは認知症などの記憶障害を持っている方にも有効なのでしょうか？
また、こうした事態が起きることが予想されているのにクレジットカードを持たせているご家族に法的な問題はないのでしょうか？

私自身は人道的、道徳的な部分からお店の返品対応は間違いでは無かったと思いますが、一方で駄目になった商品を返品しにきた人もちょっと嫌だなぁと思います。
お店の方の報告によると返品に来たお嫁さんの態度もあまり良くなかったみたいで（当然返品してくれますよね！？って感じだったらしい）大事にしたくないから生ものも含めてすべて返品してしまったそうです。

Answer 1

日常生活商品の販売なので、認知症で後見人が付けられていたとしても、取り消し対象外なので

返品受付しなくてもＯＫでしたね。

クレジットカード持たせてるのも問題ですしね。

Answer 2

法的には特に問題はありません
こればかりは家族間の問題ですし、助言しか出来ないのが実情です
（但し本人が成年後見制度を利用している場合は勝手が違います）

御家族様が御本人様にクレジットカードを持たせなければ解決するのですが、ケースバイケースですし何とも答えられません

今回のケースは御家族様へのクレームも怖いですし、会社は最善を尽くしたと思います

御参考に