改定五版のサクテキ簿記2級には、 ここの「受験生からのよくある質問」はないですね。 改定六版でしょうか? 固定資産の滅失についてですが、保険契約が付されている場合、 火災などで建物が使えなくなったときは、保険金が確定するまで 取得原価から減価償却費を差し引いた、帳簿価額を未決算 (火災の場合は火災未決算)勘定で処理しておきます。 そして、保険金が確定したとき、「未決算勘定額<保険金」の 場合、差額を保険差益「未決算勘定額>保険金」の場合、差額を 火災損失(特別損失)で処理します。 というのが、今まで私が勉強してきた内容です。 これが改定六版で、あったとすると考えられるのは、 会計をするにあたってのルールとして企業会計原則というもの がありまして、企業会計原則の中に「保守主義の原則」が あります。これは、費用は多め、早めに計上する、 収益は少なめ、遅めに計上するもの(ただし過度な保守主義は 認められない)です。 減価償却における定率法の採用や割賦販売における売上計上の 回収基準などがそれにあたります。 ですので、保険契約金額が帳簿価額を下回っている場合、 保険契約金以上の補償はないわけですから、その分を 損失として早めに計上するということだと考えられます。
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