金属加工科、ＣＡＤ・ＮＣ科ハローワークでよく、掲示されてそうな職業訓練ですが・・・ もし、こういうのを受講すると、…

Question

金属加工科、ＣＡＤ・ＮＣ科ハローワークでよく、掲示されてそうな職業訓練ですが・・・

もし、こういうのを受講すると、ＣＡＤソフトと工作機械、材料となる金属があれば、その気になれば、法律を度外視すれば、けん銃とか製造できてしまうものなのでしょうか？

「けん銃」と一言で言っても、比較的構造が簡単なものから、
曲線や複雑な形をした部品が多いものまでありますから
技術のレベルにもよるのでしょうけど、

プラモデルのモデルガンなど、から個々の部品の寸法を取り、
ＣＡＤソフトで図面を作成し、実際に作ったら犯罪になってしまうので、
ＣＡＤソフト上（と頭の中でだけで）で部品を組み込み
ＣＡＤ上のけん銃を動作させるという技術まで
6カ月程度の職業訓練でやれてしまうのでしょうか？

Answer 1

3Dプリンタで殺傷能力のある拳銃を製造した大学講師が逮捕された事件がありましたね。

モデリングデータをネットから拾って3Dプリンタで出力するだけで作れたそうです。

金属加工では3Dプリンタとは違い、ワークのクランプ方法、切削条件、加工方法など経験値が必要な事項が多いので半年の職業訓練でそこまではできないでしょう。

Answer 2

ＣＡＤといっても、紙と鉛筆をディスプレイとマウスに置きかえたもの。

そのマウスで、何が描けるかはキミの能力次第。

つまり、設計図が描けなければ部品は作れない。

ちなみに設計図なんて素人の言い方で、組立図とか部品図とか、レベルによって細かい段階がある。

ＮＣに入力するのは部品図のほう。

＞個々の部品の寸法を取り

その部品の図面も、一般的には1/100～1/1000ミリの精度が必要。

測ると言ったって素人じゃ無理。

つ～か、プラなんてそんな精度でできていないから、参考になってもいざ組み立てると、一発でジャミング、下手すりゃ爆発。

材質だって、ただ鉄ってわけにもいかないしね（鉄だけでも、何百種類もある）。