中国経済ってホントにそんなに悪いの？ ここ数ヶ月の間に、バブル崩壊、元切り上げ切り下げの言葉を耳にすることあります…

Question

中国経済ってホントにそんなに悪いの？

ここ数ヶ月の間に、バブル崩壊、元切り上げ切り下げの言葉を耳にすることありますが？
そんなに経済やばいんでしょうか？世界の株式も一時的に落ち込んだけど、持ち直している。

上昇のペースが今まで速すぎただけで、少し下がることは悪いことじゃないと
素人的に感じます。１０億人も人口いるんだし国内消費を安定的に上げていけば
昔みたいな貧しい中国に戻ることはないし、悲観することは何もないように感じます。
簡単なことではないのはわかります。格差と腐敗は確かに問題です。

Answer 1

中国経済の強みは人口の多さと安い労働力です。これまで中国は安価な労働力を多量に投入して経済成長してきました。

しかし「お金を儲けると消費が増える。消費が増えると物価が上がる。物価が上がると賃金が上がる。」という経済成長のサイクルの中で安かった労働力が高くなってきています。

そのため安い労働力をあてにした外国の企業は、中国より人件費が安いタイやベトナム等にシフト（逃げ出す）しています。

これは後進国が経済発展していく過程でどうしてもぶち当たる壁です。
しかし安い製品から高価で付加価値がある製品作りに変更する。つまり、製品の質と価値を上げることで更に経済成長します。

日本も安かろう、悪かろうの製品しか作れませんでしたが、「トヨタ」等国際ブランドの企業がたくさん生まれ、高品質で魅力的な製品が作れるようになり、日本ブランドが世界に認知されることで経済成長を成し遂げてきました。

しかし「中国の車が国外で売れている」等といったことを聞いたことありませんよね？

今の中国がしていることは国外の企業の技術を盗み、偽物を乱造しているにすぎません。
また、中国は国営企業と共産党幹部の身内による民間企業しか持たないのでイノベーション（魅力的な商品開発や組織の改革）など望みようがありません。

だから中国では高額で高品質の製品ができないのです。

「安い物は売れなくなってきた。しかし、高価な物は作れない」というのが中国の実態です。

だから中国の経済成長率が鈍化したのです。
中国の経済不調の原因は高品質で魅力的な製品を作れないことです。

また自国経済の構造改革（自由化）をしない限り、更に中国経済は落ちていくでしょう。

Answer 2

日本は景気良いですか？
大手企業は過去最高益等言われてますが、大手企業以外の中小企業が90%以上占める日本は景気良いと感じていますか？
ほとんどの国民は物価が上がり、景気悪いと感じているのでは？

中国では大手企業から末端の国民までが、景気悪いと感じていますよ。
それくらい景気悪いです。
この悪さは2017年まで続くと言われてます。