必要ありません。法務技官になる人の多くは、臨床心理士養成コースのある、いわゆる指定大学院の修士2年次に採用試験を受け、合格しています。つまり→法務省専門職員(人間科学)採用試験→臨床心理士試験の順です。 法務技官=矯正心理専門職区分に関しては、採用試験は事実上、指定大学院の在校生・卒業生の間の争いです。大卒、指定大学院以外の大学院の在校生・卒業生が合格できる可能性は0ではありませんが、非常に難しいと考えてください。 ちなみに法務技官のほとんどは臨床心理士資格も有しています。仕事で必要な人的ネットワーク作りに役立てる、研修機会をできるだけ多く持つ等が、資格取得の主な理由です。 ただし、9月に公認心理師法が成立し、17年4月から施行見込みなので、このことが法務省の専門職員(人間科学)の採用試験にも影響を及ぼす可能性があります。といっても、受験資格のうちの「4大卒+数年の実務経験」は明らかに4大卒の法務省専門職員や家裁調査官を念頭に置いたものなので、法務省が、国家資格ができた以上、法務技官にも公認心理師の資格を取らせたいと考えていることは、ほぼ間違いないでしょう。
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