解決済み
都内の大学で経営工学を勉強している学部2年の者です。アクチュアリーという職業について質問です。 私の学科では生産管理や統計学、情報数理など様々なことを学んでいるのですがどうしても広く浅くという感じで中途半端に感じています(研究室配属がまだというのもありますが)。理系で大学に入った以上なにか専門性を身につけたいという思いがあり、その点で確率統計を活かせるアクチュアリーという職に興味を抱いています。 現時点では大学院への進学は考えておらず、受験する場合は来年度の試験で科目合格を目指し、その後就職活動に取り組むという形になると思います。不安としては非常に難しい試験であることから長期間勉強を続ける覚悟をしなければならないこと、そしてメーカーやコンサル等幅広い就職の選択肢を早い段階で狭めてしまうのは勿体無いような気がするということもあります。 このような懸念はあるもののとても魅力のある職業だとも考えています。アクチュアリーを目指している方や会員の方など何かご意見あればよろしくお願いします。
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アクチュアリーという職業、あるいは資格について少し勘違いがあるようです。 まず医者や弁護士というものは資格を持っていなければ名乗ることができません。そして資格がなければ医療や弁護という仕事もしてはいけません。 一方でアクチュアリーというのは資格がなくてもその仕事をすることは許されています。例えば世の中には技術者がたくさんいますが、彼らは国家資格である技術士という資格を全員が持っているわけではありません。高校の教員は教員免許を持っていますが、塾や予備校の講師は教員免許を必要としません。 要するにアクチュアリーという資格はある種の箔なのです。 大学教授や民間研究所の研究員には大学の博士号を取ってなければなれないわけではありません。大学教授の場合はその実力があると認められるために博士号を取れるくらいの研究成果が必要とされるため、結果的に博士号を持っています。 民間研究所の場合は多くは修士卒で入ります。当然それで仕事をするのですが、いろんな学会や、相手先との会話の中で、博士号を習得していることがステータスになるため会社に入ってからとる場合が多いです。 アクチュアリーもコレに近く、アクチュアリーという仕事をしていて、そろそろ基礎的な力が身についていることを証明しようという形で資格を取ることになります。あるいは上司に言われると思います。 もちろん学生のうちにいくつかの一次試験を突破しておけば、就職活動の際に自分はアクチュアリーの職につく努力を怠りませんという姿勢を見せることはできると思います。決して全ての試験に合格しておく必要はないですし、数個の試験に合格したからといって、ほかの職は絶対に嫌だとなるようなことでもないと思います。 私自身はアクチュアリーでもなんでもないですが、確率統計や多変量解析を扱うためアクチュアリーがどういう仕事をしているかに興味を持って(主に給与が高いといわれることに興味をもって…笑)書籍を購入したことがあります。内容は膨大ですが中身がまったく分からんというほどではないと感じましたが、実務を経験しないと分からないような試験も本試験ではあるようで、そこがかなりの難関なのでしょう。また保険業界で働く友人がいますが、保険業界の理系職(アクチュアリーやシステム関係)は非常に学歴が高いそうです。 それだけ求められている能力が高いのかもしれません。 学校の勉強がてら、授業で扱う理屈ばかりでなく実用的な面での統計を知るという意味で数学くらいは受けてみてもいいかもしれませんね。
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